モリコロパーク サイクリングコース完全ガイド!料金・アクセス・イベント情報まとめ

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モリコロパーク(愛・地球博記念公園)のサイクリングコースは、愛知県長久手市にある約190ヘクタールの広大な公園内に整備された自転車走行専用の施設です。2005年の愛知万博会場跡地に作られたこの公園は、ジブリパークの各エリアが点在することでも知られており、自然豊かな環境の中で安全にサイクリングを楽しむことができます。全長5.1kmの専用コースは一方通行で設計されており、適度なアップダウンと多彩なカーブが特徴的で、初心者から経験者まで幅広い層に愛されています。コース沿いには全国47都道府県の樹木が植えられ、四季折々の景色を楽しみながら「日本一周旅行気分」でサイクリングを体験できるのも大きな魅力です。家族連れや自転車愛好家にとって、都市部では味わえない本格的なサイクリング体験ができる貴重なスポットとして注目を集めています。

目次

モリコロパークのサイクリングコースはどんな特徴がありますか?初心者でも楽しめますか?

モリコロパークのサイクリングコースは、全長5.1kmの自転車走行専用道路として設計されており、安全性と走行の楽しさを両立させた魅力的な施設です。最大の特徴は一方通行(時計回り)のコース設計で、逆走や歩行者の進入が禁止されているため、初心者の方でも安心して自転車を楽しむことができます。

コースの地形的な特徴として、適度なアップダウンと多彩なカーブが連続しており、登り最大5%、下り7%の高低差があります。前半部分は森の中を走る細かなカーブが続き、後半には長いストレートや最も急な上り坂が設置されています。この変化に富んだ設計により、「走りごたえがある」「エキサイティングな走りを楽しめる」といった評価を受けており、真剣に走るとかなりの運動効果も期待できます。

初心者への配慮も充実しており、コースの路面はきれいに整備され、カーブや注意喚起のペイントが施されているため、コースに慣れていない方でも安心してサイクリングを楽しめます。また、コース途中には複数箇所の休憩所が設置されており、疲れたときには無理をせず休むことができます。トイレも3.5km地点と4.5km地点の2箇所に完備されています。

小学校1年生以上で自転車に乗れて安全に走行できる方であれば誰でも利用でき、小学生の場合は保護者の伴走が必須となっています。ヘルメットの着用が義務付けられていますが、持参していない場合でも無料の貸し出し用ヘルメットを利用できるため、手ぶらでも気軽に参加できます。

コース沿いには全国47都道府県の樹木が植えられており、「日本一周旅行気分」でサイクリングを楽しめるという独特な演出も魅力の一つです。四季折々の自然の景色を楽しみながら、「自然の中を駆け抜けるとても気持ちの良いコース」として多くの利用者から好評を得ています。

特に注目すべきは、コースの2km地点付近にある「サツキとメイの家展望台」で、『となりのトトロ』に登場する「サツキとメイの家」をコースから眺めることができ、ジブリファンにとっては特別な体験となるでしょう。

モリコロパークのサイクリングコース利用料金や営業時間、予約方法を教えてください

モリコロパークのサイクリングコースの利用料金は、持ち込み自転車の場合は完全無料です。レンタサイクルを利用する場合のみ、1周につき100円/1台の利用料金がかかります。身体障害者手帳、療育手帳、愛護手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、本人と付き添い1名まで利用料金が免除されますので、受付時に手帳をご提示ください。

営業時間については、モリコロパーク全体の開園時間とは異なり、サイクリングコースの利用時間は9:00〜17:00となっています。コースへの最終入場は16:00まで、スタート開始は16:30までとなっているため、時間に余裕を持ってお越しください。公園全体の開園時間は、4月から10月までが8:00〜19:00、11月から3月までが8:00〜18:30ですが、サイクリングコースはこれより短い営業時間となっている点にご注意ください。

休業日毎週火曜日で、火曜日が祝日の場合は翌平日が休業となります。ただし、春休み・夏休み・冬休み・ゴールデンウィーク期間中は火曜日も利用できるため、長期休暇中は毎日楽しむことができます。年末年始(12月29日〜1月1日)は閉園となります。

予約については、サイクリングコースの一般利用では予約は不要です。営業時間内であれば、直接サイクリングステーションにお越しいただければ利用できます。ただし、天候不良(雨天、強風、積雪、路面凍結など)やコースのコンディションが好ましくない場合、また大会利用時には、時間内であっても営業が中断または中止となることがあります。

中止の発表は、前日の20:00または当日の朝6:00を目安に公園の公式HPにて告知されるため、悪天候が予想される日は事前にウェブサイトをチェックすることをおすすめします。

利用上の注意点として、ヘルメットの着用が義務付けられており、レンタル自転車・持ち込み自転車を問わず必須となっています。ヘルメットを持参していない場合でも、サイクリングステーションで無料の貸し出し用ヘルメットを利用できますが、貸し出し用の数には限りがあるため、混雑時には待つ必要がある場合があります。

持ち込みできない自転車として、一輪車、三輪車、補助輪・補助棒付き自転車、変形自転車、ブレーキがない自転車、複席車(タンデム)、幼児用補助椅子にお子さんやペットを乗せての走行は安全上の理由から禁止されています。一方、電動アシスト自転車や折りたたみ自転車は持ち込みで利用可能です。

モリコロパークのサイクリングコースへのアクセス方法と駐車場情報が知りたいです

モリコロパークへのアクセスは、自動車公共交通機関の両方で便利にお越しいただけます。

公共交通機関でのアクセスでは、リニモ(愛知高速交通 東部丘陵線)の利用が最も便利です。「愛・地球博記念公園駅」で下車すると公園敷地はすぐ目の前で、徒歩1分程度でアクセスできます。名古屋駅からは、名古屋市営地下鉄東山線で「藤が丘駅」まで行き、リニモに乗り換えるのが一般的なルートです。土日祝日など混雑が予想される日には、リニモ「藤が丘駅」での混雑を避けるため、「八草駅」経由でリニモに乗る回避ルートも推奨されています。

バスでのアクセスも可能で、名古屋駅の名鉄バスセンターから直行バスが運行しており、約40分で到着します(料金:大人1,000円)。中部国際空港からも直行バスが出ているため、遠方からお越しの方にも便利です。

自動車でのアクセスの場合、モリコロパークには5つの駐車場が完備されています。公園全体で最大約3,000台分の駐車スペースが確保されており、北1駐車場、北2駐車場、西駐車場、南駐車場、東駐車場があります。

サイクリングコースに最も近いのは北1駐車場で、普通車850台(うちEV専用4台)、大型車50台、バイク22台を収容できます。メインゲートやエレベーター塔、ジブリの大倉庫、青春の丘、もののけの里エリアに最も近く、サイクリングコースにもアクセスしやすい立地です。

駐車料金は時期により異なり、普通車は通常期500円、混雑期(土日祝、GW、お盆など)1,000円となっています。二輪車は通常期200円、混雑期400円、大型車は通常期1,700円、混雑期3,400円です。入場から出場まで1時間30分以内の場合は無料となるため、短時間の利用であれば駐車料金はかかりません。

混雑状況は公式HPでリアルタイムで確認でき、混雑予測カレンダーも提供されているため、お出かけ前にチェックすることをおすすめします。最も混雑するのは北1駐車場で、土日祝日やイベント開催日、ゴールデンウィーク、お盆休み、紅葉シーズンなどは9時半頃には満車に近い状態になることがあります。

穴場の駐車場として、比較的空いている南駐車場や、北入口まで5分ほど歩く東駐車場があります。西駐車場はどんどこ森に近く、北1駐車場よりも満車になりにくい傾向があります。なお、モリコロパークの駐車場は予約ができませんので、混雑が予想される日は早めのお越しをおすすめします。

周辺の代替駐車場として、イオンモール長久手やIKEA長久手の駐車場を利用し、リニモで公園へ移動するという選択肢もあります。これらの施設はリニモの駅に直結または近くにあり、特定条件で無料駐車が可能です。

モリコロパークのサイクリングコースで開催されるイベントにはどんなものがありますか?

モリコロパークのサイクリングコースでは、定期的に魅力的なサイクルイベントが開催されており、その代表的なものが「クリスマスヴェロフェスタ in モリコロパーク」です。このイベントは「入門ライダー向け」をコンセプトとして毎年開催されており、サイクリングの走り納めとして多くの参加者に愛されています。2024年には12月22日(日)に第7回が開催されました。

イベントの種目構成は参加者のレベルや年齢に応じて多彩に用意されています。メインとなるのはエンデューロ競技で、60分と100分の2つの時間設定があり、それぞれソロ男子、ソロ女子、ペア男子、ペア女子、ペア男女のカテゴリーに分かれています。参加料は60分エンデューロがソロ6,900円/人、ペア13,800円/組、100分エンデューロがソロ7,900円/人、ペア14,800円/組となっています。

初心者向けの2周回10kmクラスも設定されており、参加料3,000円で気軽に参加できます。また、小学生向けのKidsレースでは、JCFルールの部と自転車自由の部があり、どちらも参加費無料で5kmのコースを1周回するレースとなっています。

イベントの特徴的な要素として、従来のチームエンデューロのようなリレー形式ではなく、ペアエンデューロでは2人が「ペアでそろって」走る独自ルールが採用されています。これにより、夫婦や親子、友人同士でより密接に連携してレースを楽しむことができます。

豪華ゲストの参加も大きな魅力で、KINAN Racing Teamの現役ロードレーサーとして新城雄大選手、宮崎泰史選手、岡本隼選手、草場啓吾選手、初川弘浩選手が参加し、YouTuberの「ゆみやみ」さんもゲストとして参加します。これらのプロ選手やインフルエンサーとの交流も参加者にとって貴重な体験となります。

クリスマス要素も充実しており、X’mas Rideとして、サンタクロースやトナカイのコスプレでの走行が推奨されています。ヘルメット着用の上、帽子等が外れないようしっかり固定することが条件ですが、季節感あふれる楽しい雰囲気でレースに参加できます。

キッズスクールでは、KINAN Racing Teamの選手が講師を務め、子供向けのバイクスキル向上を目指すスクールが開催されます。参加費無料で事前申し込みも不要なため、お子様のサイクリング技術向上に最適な機会となります。

安全面への配慮も充実しており、大会主催者が傷害保険に加入し、看護師も配置されています。コース内にはバイク審判車や回収車が併走し、参加者の安全をサポートします。

参加資格は比較的緩やかで、大会規約を理解し厳守できること、健康な男女で体調管理ができること、小学4年生以上(小学生は保護者の伴走必須)などが設定されています。車両についても、20インチ以上のロード/MTB/シクロクロスバイク/シティサイクル等が使用可能で、幅広い自転車で参加できます。

モリコロパークでサイクリング以外に楽しめる施設や周辺の観光スポットはありますか?

モリコロパーク内および周辺には、サイクリング以外にも多彩な魅力的な施設や観光スポットが充実しており、一日中楽しむことができます。

園内最大の注目スポットは、なんといってもジブリパークです。2024年3月には「魔女の谷」がフルオープンし、現在は5つのエリア全てが楽しめるようになっています。「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」が園内に点在しており、スタジオジブリ作品の世界観を存分に体験できます。サイクリングコースの2km地点付近からは「サツキとメイの家」を眺めることもでき、ジブリファンにとっては一石二鳥の楽しみ方が可能です。

ファミリー向けの施設も充実しており、愛知県児童総合センターは遊びをテーマにした県立の大型児童館で、身体を動かせる遊具や多彩なプログラムが魅力です。子供連れの家族には特におすすめのスポットです。また、東海エリア最大級の大観覧車では、ペット同伴や車いすでの乗車も可能で、園内を一望できる絶景を楽しむことができます。

歴史・文化施設として、愛・地球博記念館では2005年の愛知万博の寄贈品が展示されており、万博の記憶を辿ることができます。モリコロパーク自体が万博会場跡地であることを考えると、より深い感慨を味わうことができるでしょう。

周辺の注目スポットとして、ジブリパークから車で5分の場所にあるIKEA長久手は、北欧家具を楽しみながらショッピングを満喫できます。あぐりん村では地元で採れた新鮮野菜や手作り総菜などが並ぶ農産物直売所があり、天然温泉「長久手温泉 ござらっせ」も併設されているため、サイクリングで疲れた体を癒すのに最適です。

自動車ファンには、リニモ「愛・地球博記念公園駅」から2駅の「芸大通駅」にあるトヨタ博物館がおすすめです。世界のクルマの進化と文化をたどれる博物館で、自動車好きには見逃せないスポットです。

さらなるアウトドア体験を求める方には、ジブリパークから車で約20分の場所にある鞍ヶ池公園がおすすめです。動物園、植物園、プレイハウスなどがあるファミリーパークで、より広範囲のレジャー活動を楽しむことができます。

効率的な楽しみ方として、午前中にサイクリングコースで運動を楽しみ、午後はジブリパークを散策、夕方に温泉で疲れを癒すといったプランや、サイクリングとトヨタ博物館見学を組み合わせた自動車テーマの一日など、多様な過ごし方が可能です。

季節ごとの楽しみ方も魅力的で、春は桜、秋は紅葉といった四季折々の自然を楽しみながらサイクリングし、その後園内の様々な施設でゆっくり過ごすことで、都市部では味わえない充実した一日を過ごすことができます。モリコロパークの約190ヘクタールという広大な敷地と多彩な施設、そして周辺の魅力的なスポットにより、サイクリング愛好家だけでなく、家族連れや観光客にとっても満足度の高い総合的なレジャースポットとなっています。

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