【2025年版】大山サイクリングコースの魅力を徹底解説!難易度別おすすめルート

当ページのリンクには広告が含まれています。

鳥取県西部に位置する中国地方最高峰の大山(だいせん)は、その雄大な姿から「伯耆富士」とも呼ばれ、多くのサイクリスト達を魅了しています。大山周辺には、初心者から上級者まで楽しめる多彩なサイクリングコースが整備されており、西日本最大級のブナ林や日本海の絶景、牧草地の広がる高原など、変化に富んだ景観を楽しむことができます。特に近年は、サイクルツーリズムの人気が高まり、レンタサイクルサービスや休憩ポイントの充実など、サイクリスト向けの環境も整ってきています。大山のサイクリングコースは、平坦な海岸線を走る初級者向けのルートから、大山を一周する上級者向けの山岳コースまで、幅広いレベルに対応しており、自分の体力や技術に合わせたコース選びが可能です。本記事では、大山エリアのサイクリングコースについて、難易度別のおすすめルートや見どころ、レンタサイクル情報、ベストシーズンなど、サイクリングを楽しむための情報を詳しくご紹介します。

目次

大山サイクリングコースの難易度別おすすめルートは?

大山エリアには、初心者から上級者まで楽しめる多彩なサイクリングコースが用意されています。ここでは、難易度別におすすめのルートをご紹介します。

初級者向けコース

  1. 弓ヶ浜サイクリングコース
    • 距離:15.8km
    • 獲得標高:3m
    • 特徴:全体に平坦で初級者向けのコース。2020年3月に全線開通しました。
    • 見どころ:砂浜や松林の中を走り、海越しに大山を眺めることができる風光明媚なルートです。
    • おすすめポイント:サイクリングを気軽にゆったりと楽しむことができ、家族連れにも最適です。
  2. 日野川周回ルート
    • 距離:19km
    • 獲得標高:124m
    • 特徴:日野川の河川沿いを左回りで周回する平坦なコース。
    • 見どころ:天気が良ければ、ルート上から大山の雄姿を楽しめます。
    • 注意点:一部区間では工事車両や一般車両が通行する場合があるので注意が必要です。

中級者向けコース

  1. シートゥーサミットルート
    • 距離:46km
    • 獲得標高:874m
    • 特徴:境港から大山駐車場までのコースで、後半はヒルクライムとなります。
    • 見どころ:海岸線から大山山頂までの変化に富んだ景観を楽しめます。
    • 注意点:国道431号は交通量が多いので注意が必要です。
  2. だいせん山の手ルート
    • 距離:9.3km
    • 獲得標高:174m
    • 特徴:大山の中腹を横切るアップダウンの少ないルート。
    • 見どころ:大山あけまの森や伯耆町のペンション村を経由する静かな林内のサイクリングが魅力です。
    • おすすめポイント:「シートゥーサミットルート」と「ツール・ド・大山」を結ぶ接続ルートとしても便利です。

上級者向けコース

  1. ツール・ド・大山ルート
    • 距離:82.6km
    • 獲得標高:2,183m
    • 特徴:西日本最大級のブナ林の中、霊峰大山を一周する山岳ルート。
    • 見どころ:ブナ林の中を抜け、「七鳥橋ロード」では荒々しい大山北壁を眺めながらのサイクリングが楽しめます。
    • 注意点:急勾配のアップダウンが続き、補給ポイントが少ないハードなコースなので、体力と技術に自信がある方向けです。

それぞれのコースには固有の魅力があり、自分の体力やサイクリングスタイルに合わせて選ぶことができます。初めて大山エリアでサイクリングをする方は、まずは初級者向けのコースから始めて、徐々にレベルアップしていくのがおすすめです。また、コース途中には多くの観光スポットがあるので、サイクリングと観光を組み合わせて楽しむこともできます。

初心者でも楽しめる大山のサイクリングスポットとは?

大山エリアには、サイクリング初心者でも安心して楽しめるスポットがたくさんあります。平坦なコースや充実したサポート体制、美しい景観など、初心者にとって魅力的なポイントをご紹介します。

初心者向けの人気スポット

  1. 森の国
    • 西日本最大のフィールドアスレチックを持つ「森の国」では、GIANT製のクロスバイクやマウンテンバイク等のレンタルバイクが揃っています。
    • 初心者向けの乗り方講習やサイクリングのコツを教えてもらえるので、初めての方でも安心です。
    • レンタル料金:1,000円(~1時間)、2,000円(~3時間)、3,000円(~1日)※別途入園料必要
  2. 大山寺参道エリア
    • 森の国から県道24号を5kmほど登った場所にある大山寺参道は、1300年の歴史がある観光スポットです。
    • 参道周辺には老舗旅館やカフェ、アウトドアショップ、足湯や温泉施設などが並び、サイクリングの休憩ポイントとしても最適です。
    • 大山寺からの眺望は格別で、晴れた日には日本海まで見渡せます。
  3. 大山まきばみるくの里
    • 森を抜け、下り坂を進むと広々とした牧草地が広がり、その先にある「大山まきばみるくの里」は人気の休憩スポットです。
    • 牧場直営の濃厚ソフトクリームが名物で、サイクリング中の栄養補給に最適です。
    • 正面に日本海と弓ヶ浜半島、背後に大山を望む絶景ポイントでもあります。

初心者におすすめのルート

  1. 森の国サイクリングツアー
    • 距離:約15km
    • 所要時間:約2時間(休憩含む)
    • コース:森の国→大山寺参道→大山寺橋→緑のトンネル→大山まきばみるくの里→森の国
    • 特徴:初心者でも楽しめるカーブやアップダウンがあり、帰りは下り坂なのでラクラク走れます。
    • おすすめポイント:自然豊かな森林内の走行や絶景スポットでの休憩など、大山の魅力を凝縮したルートです。
  2. 弓ヶ浜ポタリングコース
    • 距離:約10km(短縮版)
    • 所要時間:約1時間
    • コース:日野川河口→皆生温泉→弓ヶ浜→日野川河口
    • 特徴:完全に平坦で交通量も少なく、初心者や家族連れに最適です。
    • おすすめポイント:海岸線からの大山の眺めが美しく、写真撮影にも最適なスポットが多数あります。

初心者向けサポート情報

  1. レンタサイクルサービス
    • 大山観光局や森の国など、複数の場所でレンタサイクルを提供しています。
    • 電動アシスト付きの自転車もあるため、体力に自信がない方でも安心して利用できます。
  2. ガイド付きツアー
    • 初めての方は、地元のガイドと一緒に走る「ガイド付きツアー」がおすすめです。
    • ルートの案内だけでなく、地域の歴史や文化、見どころなども教えてもらえます。
  3. サイクリングマップの活用
    • 「とっとり自転車旅」のウェブサイトでは、詳細なコースマップを提供しています。
    • QRコードを読み込めば、GPSナビゲーションも利用可能です。

初心者の方でも、大山エリアのサイクリングは十分に楽しむことができます。適切なルート選びと事前準備をしっかり行えば、美しい景観と爽快なサイクリング体験を満喫できるでしょう。また、サイクリング中は左側通行・一列縦隊を守り、歩行者優先で安全に楽しみましょう。

ツール・ド・大山コースの特徴と挑戦する際の注意点は?

ツール・ド・大山は、大山を一周する本格的な山岳サイクリングコースとして知られ、上級者向けの挑戦しがいのあるルートです。その特徴と挑戦する際の注意点について詳しく見ていきましょう。

コースの基本情報

  • 距離:82.6km
  • 獲得標高:2,183m
  • 最大標高差:753m
  • 所要時間:約7時間50分(休憩含む)
  • 難易度:上級者向け

コースの特徴

  1. 西日本最大級のブナ林
    • コース全体の大部分は西日本最大級のブナ林の中を走行します。
    • 季節によって変わる森の表情は、四季折々の魅力があり、特に新緑や紅葉の時期は格別です。
    • 木漏れ日がキラキラと輝く林間走行は、ツール・ド・大山の大きな魅力の一つです。
  2. 急勾配のアップダウン
    • 鳥取県内屈指のハードなルートとして知られ、急勾配の激しいアップダウンが続きます。
    • 最大で10%を超える勾配区間もあり、登りの総距離は約30kmにも及びます。
    • 下りのセクションでも急カーブが連続し、高い技術が求められます。
  3. 七鳥橋ロード
    • 大山の中腹を走る「七鳥橋ロード」では、沿線の7つの橋に鳥の名前が付けられています。
    • このセクションからは荒々しく険しい山容の大山北壁を眺めることができ、絶景ポイントとなっています。
  4. 主な経由地と見どころ
    • スタート/ゴール地点:博労座駐車場(大山寺近く)
    • 主な経由地:桝水高原、奥大山御机、船上山など
    • 各地点では大山の異なる表情や、日本海、弓ヶ浜半島の絶景を楽しめます。

挑戦する際の注意点

  1. 体力・技術面での準備
    • このコースは体力に自信のある上級者向けのルートです。まずは部分的に走ってみるなど、段階的な挑戦がおすすめです。
    • 特に下りでは高速走行になるため、バイクコントロール技術が不可欠です。
    • 事前にヒルクライムやロングライドのトレーニングを積んでおくことが重要です。
  2. 補給計画の重要性
    • 大山寺、桝水高原、奥大山(御机)以外に飲食物を入手できる場所がほとんどありません。
    • 十分な水分や補給食を携行することが必須です。最低でも2リットル以上の水分と、高カロリーの補給食を用意しましょう。
    • 季節によっては夏場の熱中症や冬場の厳しい寒さに備える必要があります。
  3. 自転車の整備
    • 走行前には必ず自転車の万全な整備を行いましょう。
    • ブレーキの効きや、タイヤの空気圧、変速機の調整など、特に安全に関わる部分は入念にチェックしてください。
    • 替えのチューブ、携帯ポンプ、六角レンチなどの基本工具セットは必携です。
  4. 天候と季節を考慮した計画
    • 山岳地帯のため、天候の変化が激しい場合があります。天気予報をしっかりチェックしてください。
    • 特に冬季は積雪や路面凍結の可能性があるため、11月下旬〜4月上旬の走行は避けたほうが無難です。
    • ベストシーズンは5月〜10月で、特に新緑の5〜6月と紅葉の10月がおすすめです。
  5. 安全対策
    • 単独走行は避け、できるだけグループで挑戦することをおすすめします。
    • 緊急連絡先や近隣の医療機関の情報を事前に確認しておきましょう。
    • ヘルメットやグローブなどの安全装備は必ず着用してください。
    • スマートフォンのバッテリー残量に注意し、必要に応じてモバイルバッテリーを携帯しましょう。

ツール・ド・大山は挑戦しがいのあるコースですが、その分、達成感も大きなルートです。十分な準備と計画を立てて、安全に楽しんでください。また、体力に自信がない場合は、まずは中級者向けのコースから始めて、徐々にレベルアップしていくのがおすすめです。

大山エリアでのレンタサイクルサービスと料金は?

大山エリアでは、自転車を持っていない方や旅行者のために、様々な場所でレンタサイクルサービスが提供されています。ここでは、主なレンタサイクル施設と料金、サービス内容をご紹介します。

主なレンタサイクル施設

  1. 大山町観光案内所(KOMOREBITO 1F)
    • 住所:鳥取県西伯郡大山町大山45-5
    • 営業時間:8:30〜17:00
    • 料金:
      • クロスバイク:1,000円/1日
      • 電動クロスバイク:1,500円/1日
    • 特徴:インフォメーションのほか、スポーツバイクや登山用品のレンタルも行っています。2階ではコモレビトサンセットカフェも営業しており、休憩場所としても最適です。
    • 予約方法:公式ウェブサイトから予約可能
  2. 森の国レンタサイクル
    • 住所:鳥取県西伯郡大山町赤松634
    • 営業時間:9:00〜17:00(定休日:水曜日※春休み・GW・夏休みの水曜日は営業)
    • 料金:
      • 1時間以内:1,000円
      • 3時間以内:2,000円
      • 1日:3,000円
      • ※別途入園料(大人900円、子ども700円)が必要
    • 特徴:GIANT製のクロスバイクやマウンテンバイクなど、本格的なレンタルバイクが揃っています。乗り方のコツや注意事項も教えてくれるので初心者でも安心です。
    • 予約方法:公式ウェブサイトから予約推奨
  3. 大山観光局レンタサイクル
    • 住所:鳥取県西伯郡大山町御来屋32-8
    • 営業時間:9:00〜16:00(4月〜11月)
    • 料金:
      • シティサイクル:500円/3時間、1,000円/1日
      • クロスバイク:1,000円/3時間、2,000円/1日
      • 電動アシスト自転車:1,500円/3時間、3,000円/1日
    • 特徴:初心者向けのシティサイクルから、本格派向けのクロスバイクまで幅広く取り揃えています。周辺のサイクリングマップも無料で配布しています。
    • 予約方法:公式ウェブサイト(https://tourismdaisen.com/)から予約可能

ガイド付きサイクリングツアー

  1. 森の国ダウンヒルサイクリングツアー
    • 内容:標高850mの大山スキー場から一気に下るダウンヒルツアー
    • 料金:5,000円/人(ガイド料、自転車レンタル料、入園料込み)
    • 所要時間:約2時間
    • 開催日:土日祝日および夏休み期間中(要予約)
    • 特徴:専門ガイドと一緒に走るので、初心者でも安全に大山の自然を満喫できます。
  2. 大山エコツアー・サイクリング
    • 内容:大山の自然や歴史を学びながら楽しむガイド付きサイクリングツアー
    • 料金:大人4,000円、子ども3,000円(ガイド料、自転車レンタル料込み)
    • 所要時間:約3時間
    • 開催日:通年(要予約、最少催行人数2名)
    • 特徴:地元ガイドが大山の魅力をたっぷり紹介してくれます。

その他のサービス・特典

  1. ダイジョウブシステム
    • 大山エリアの各施設で「ダイジョウブカード」を提示すると、修理工具の貸出やパンク修理などのサポートが受けられます。
    • 各レンタサイクルカウンターで無料配布しています。
  2. モンベルクラブ会員特典
    • 一部のレンタサイクル施設やサイクリング関連施設で、モンベルクラブ会員割引が適用される場合があります。
    • 会員証の提示で5〜10%程度の割引が受けられることが多いです。
  3. 輪行サービス
    • JR米子駅と大山寺間で、自転車を載せられる「サイクルバス」が週末限定で運行しています(要予約)。
    • 料金:片道1,000円(自転車+人)

予約・利用時の注意点

  1. 予約の重要性
    • 特に繁忙期(GW、夏休み、紅葉シーズン等)は、早めの予約がおすすめです。
    • 多くの施設では、前日までの予約が必要です。
  2. 身分証明書
    • レンタル時には身分証明書(運転免許証など)の提示が必要な場合があります。
    • 外国人観光客の場合はパスポートが必要です。
  3. 支払い方法
    • 現金払いのみの場所も多いので、事前に確認しておくと安心です。
    • 一部の施設ではクレジットカードやQRコード決済も対応しています。
  4. 保険
    • レンタル料金には通常、傷害保険が含まれていませんので、必要に応じて個人で旅行保険などに加入することをおすすめします。

大山エリアでのレンタサイクルは、予約から利用まで比較的簡単で、初心者でも利用しやすいシステムが整っています。自分の体力や予定に合わせて、最適なプランを選んでみてください。事前に各施設のウェブサイトや電話で最新情報を確認することをおすすめします。

大山サイクリングを楽しむためのベストシーズンと準備物は?

大山エリアでのサイクリングは、季節によって異なる魅力を楽しむことができます。ここでは、ベストシーズンと各季節の特徴、そして準備しておくべき持ち物や装備についてご紹介します。

ベストシーズンと季節ごとの特徴

  1. 春(4月〜5月)
    • 気温:平均10〜20℃
    • 特徴:新緑の季節で、山々が鮮やかな緑に包まれます。気温も穏やかで、サイクリングに最適な時期です。
    • おすすめコース:大山山麓満喫サイクリングルート
    • 注意点:ゴールデンウィークは観光客が多く、宿泊施設やレンタサイクルの予約が取りにくくなるため早めの計画が必要です。
  2. 夏(6月〜8月)
    • 気温:平均20〜30℃
    • 特徴:緑が濃くなり、森林の中のサイクリングは木陰があって涼しく感じられます。高原エリアでは涼しい風を感じながらのサイクリングが楽しめます。
    • おすすめコース:だいせん山の手ルート(涼しい森の中を走れる)
    • 注意点:日中の気温が高くなるため、熱中症対策が必須です。早朝または夕方のサイクリングがおすすめです。
  3. 秋(9月〜11月)
    • 気温:平均10〜25℃
    • 特徴:紅葉シーズンは大山の森が赤や黄色に彩られ、最も美しい景観を楽しめる時期です。気温も快適でサイクリングに最適です。
    • おすすめコース:ツール・ド・大山ルート(紅葉の美しいブナ林を楽しめる)
    • 注意点:10月中旬〜11月上旬の紅葉ピーク時は観光客が集中するため、混雑を避けるなら平日がおすすめです。
  4. 冬(12月〜3月)
    • 気温:平均0〜10℃
    • 特徴:大山エリアは雪が多く、山間部のコースは通行できない場合が多いです。ただし、海岸線の低地コースは比較的走行可能です。
    • おすすめコース:弓ヶ浜サイクリングコース(雪の少ない海岸線を走れる)
    • 注意点:路面凍結や積雪に注意が必要です。防寒対策は必須で、冬用のサイクルウェアが必要です。

総合的なベストシーズン 大山サイクリングのベストシーズンは、5月〜6月の新緑の季節と、9月下旬〜11月上旬の紅葉シーズンです。この時期は気温も快適で、美しい自然景観を最大限に楽しむことができます。

必要な準備物と装備

  1. 基本装備
    • ヘルメット(安全のため必須)
    • サイクルグローブ(手のひらの保護と握りやすさのため)
    • サングラス(風や虫、紫外線から目を守るため)
    • サイクルウェア(動きやすく、汗を吸収発散する素材のもの)
    • サイクルパンツ(長時間の乗車でも快適なパッド入り)
    • サイクルシューズまたはグリップの良いスニーカー
  2. 季節ごとの追加装備
    • 春・秋:ウインドブレーカーや薄手のジャケット(朝晩の冷え込み対策)
    • 夏:UVカット素材のアームカバー、日焼け止め、冷感タオル
    • 冬:防寒インナー、ウインターグローブ、ネックウォーマー、防風アウター
  3. 携行品
    • 水分(1人あたり最低1リットル以上、夏場は2リットル以上)
    • 補給食(エネルギーバー、ゼリー飲料、バナナなど)
    • スマートフォン(緊急連絡用・ナビゲーション用)
    • モバイルバッテリー(特に長距離走行時)
    • 現金・クレジットカード(補給や緊急時用)
    • 健康保険証(コピー可)
  4. 自転車関連アイテム
    • 空気入れ(携帯用)
    • パンク修理キット
    • 六角レンチセット
    • 予備チューブ
    • 携帯工具(マルチツール)
    • サイクルコンピューター(走行距離や速度の確認)
    • フロントライト・テールライト(日没が早い秋冬や、トンネル通過時に必要)
  5. その他便利なもの
    • サイクリングマップ(防水加工されたものが便利)
    • 小型バックパックまたはサドルバッグ
    • タオル(汗拭き用)
    • 使い捨てカイロ(秋冬の朝晩用)
    • 虫除けスプレー(夏場の森林地帯走行時)
    • 救急セット(絆創膏、消毒液など)
    • レインウェア(急な雨対策)

走行前の準備と注意点

  1. 体調管理
    • 前日は十分な睡眠をとり、アルコールは控えめにしましょう。
    • 当日の朝は軽めの食事を摂り、水分補給をしっかり行ってください。
    • 体調不良を感じたら無理せず、中止または延期を検討しましょう。
  2. 自転車の点検
    • ブレーキの効きを確認する(前後両方)
    • タイヤの空気圧を適正に保つ(硬すぎても柔らかすぎても危険)
    • チェーンの注油状態や緩みをチェック
    • 変速機が正常に動作するか確認
  3. 天候確認
    • 出発前に必ず天気予報をチェックし、悪天候が予想される場合は計画を変更しましょう。
    • 山岳地帯は天候が急変することがあるため、天気が良くても雨具は持参するのが安心です。
    • 強風注意報が出ている日は、特に峠越えや橋の通過は危険なため避けましょう。
  4. ルート計画と情報収集
    • 事前にルートをしっかり確認し、GPSナビやスマートフォンにルートデータを入れておきましょう。
    • コース上の休憩ポイントや補給スポット、トイレの位置を把握しておくと安心です。
    • 「とっとり自転車旅」などのウェブサイトで最新の通行情報を確認してください。
    • 初めてのコースの場合は、難易度の低い区間から挑戦すると良いでしょう。

各レベル別のおすすめシーズンと装備

  1. 初級者
    • ベストシーズン:4月〜6月、9月〜11月(気温が穏やかな春と秋)
    • おすすめコース:弓ヶ浜サイクリングコース、日野川周回ルート
    • 必須装備:ヘルメット、グローブ、水分、スマートフォン
    • あると便利:レインウェア、サングラス、日焼け止め
  2. 中級者
    • ベストシーズン:5月〜10月(特に紅葉の時期がおすすめ)
    • おすすめコース:シートゥーサミットルート、大山山麓満喫サイクリングルート
    • 必須装備:基本装備一式、補給食、簡易工具セット、パンク修理キット
    • あると便利:サイクルコンピューター、ライト、着替え
  3. 上級者
    • ベストシーズン:5月〜6月(新緑)、9月下旬〜11月上旬(紅葉)
    • おすすめコース:ツール・ド・大山ルート
    • 必須装備:基本装備一式、十分な水分と補給食、完全な修理キット、予備チューブ、モバイルバッテリー
    • あると便利:防寒着(標高の高い場所は涼しいため)、GPSサイクルコンピューター

大山エリアでのサイクリングは、適切な準備と季節選びによって、さらに楽しい体験になります。特に初心者の方は無理のない計画を立て、徐々にレベルアップしていくことをおすすめします。経験豊富なサイクリストでも、安全第一で装備をしっかり整え、体調管理に気を配ることが大切です。季節ごとの大山の美しい景観を楽しみながら、充実したサイクリング体験をしてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次