サイクリングコース 小田原の魅力を徹底解説!絶景スポットとグルメ情報

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小田原市とその周辺地域は、サイクリング愛好家にとって理想的なエリアです。豊かな自然景観、歴史的な名所、そして美味しいグルメスポットが点在し、様々なレベルのサイクリストが楽しめる多彩なコースが整備されています。特に酒匂川沿いに整備されたサイクリングコースは、平坦で走りやすく、初心者からベテランまで安心して楽しめる人気スポットとなっています。小田原駅からのアクセスも良好で、輪行での訪問も便利です。さらに、富士山や箱根の山々、相模湾の絶景を眺めながら走れるコースも多く、季節ごとに異なる風景を楽しむことができます。

休憩ポイントやサポート施設も充実しており、「自転車の駅」や「サイクルステーション」といった施設が整備され、サイクリストに優しい環境が整っています。また、小田原は名産品のかまぼこや早川漁港の新鮮な海産物などのグルメも充実しており、サイクリングの休憩時や終了後に楽しむことができます。今回は、そんな魅力いっぱいの小田原のサイクリングコースについて、初心者の方から上級者まで、多くの人が知りたい情報をQ&A形式でご紹介します。

目次

小田原の酒匂川サイクリングコースの特徴と魅力とは?

酒匂川サイクリングコースは、小田原市内を流れる酒匂川の河川敷に整備された、走りやすさが特徴の人気コースです。その最大の魅力は、平坦な道が続く約9kmのコース設計にあります。富士道橋付近(小田急線富水駅近く)から上流の大口広場まで続くこのコースは、初心者でも安心して走ることができます。

河川敷に整備されているため、車の通行がなく安全なのも大きな特徴です。ただし、農業従事者関係車両や漁業・河川管理用の車両が通行する場合がありますので、その点は注意が必要です。コースの利用時間は日の出から日没までとなっており、夜間の走行はできません。

酒匂川サイクリングコースの魅力のひとつは、四季折々の自然の風景を楽しめることです。特に晴れた日には富士山の絶景を望むことができるスポットがあり、写真撮影にも最適です。コース周辺には「足柄大橋」や「開成水辺スポーツ公園」といった立ち寄りスポットもあり、サイクリングの合間に休憩や観光を楽しむこともできます。

「足柄大橋」は”かながわの橋100選”に選定された橋で、親柱には熊にまたがる金太郎の像が飾ってあり、地元の歴史や文化に触れることができます。「開成水辺スポーツ公園」では、関東で最初にコースが設けられたパークゴルフを楽しむことも可能です。

また、このコースはウォーキングやランニングにも利用されているため、様々な人々が交流する場となっています。そのため、自転車でのマナーを守り、速度を落として安全に通行することが求められます。他の利用者と譲り合いながら、ゆったりとしたペースで走行するのがおすすめです。

酒匂川サイクリングコースは、その管理区分が分かれているのも特徴です。紫水大橋下流の行政境から多古地内の狩川管理橋付近までは「小田原市酒匂川サイクリングコース」として小田原市が管理していますが、開成町紫水大橋下流の行政境から上流部については、南足柄市と開成町が管理者となっています。

サイクリング以外の目的でコースを使用する場合や、利用時間外に使用する場合には、小田原市スポーツ課への申請が必要です。使用日の前の月の15日までに申請することになっていますので、イベントなどで利用する際は計画的に手続きを進めましょう。

初心者にもおすすめの小田原サイクリングコースはどこ?

小田原には初心者でも安心して楽しめるサイクリングコースがいくつかあります。その中でも特におすすめなのが、前述した酒匂川サイクリングコースです。平坦な道が続き、交通量の心配がほとんどないため、サイクリング初心者や久しぶりに自転車に乗る方でも安心して走ることができます。家族連れやのんびり景色を楽しみたい方にもぴったりです。

もう一つのおすすめは、小田原城周辺の城下町お手軽散策コースです。小田原のシンボルである小田原城を中心に、歴史的な街並みやおしゃれなカフェなどを巡るコースで、距離は約5km~10km程度と短めです。起伏も少なく、観光とサイクリングを同時に楽しみたい初心者に最適です。小田原駅でレンタサイクルを借りて、小田原城址公園、報徳二宮神社、なりわい交流館などを巡るコースが人気です。城址公園内は一部自転車乗り入れ禁止区域がありますので、その点は注意が必要です。

早川漁港と海岸線満喫コースも、初心者からチャレンジできるコースとして人気です。小田原漁港(早川漁港)の活気と相模湾の美しい景色を堪能できるこのコースは、基本的には海沿いの平坦な道が中心となっています。ただし、一部にはアップダウンもあるため、完全な初心者よりは少し自信がついてきた方向けです。距離は約10km~20km程度で、漁港の駅TOTOCO小田原や早川漁港周辺の食堂で新鮮な海鮮料理を楽しめるのも魅力です。国道135号線は交通量が多いため、特にトンネル内は注意が必要です。

初心者がグループでサイクリングを楽しむなら、神奈川県県西部サイクリングマップに掲載されている「山北・中井ルートの上コース」の一部を走るのもおすすめです。小田原駅を起点としたこのコースは、全行程は約80kmとなかなかの距離がありますが、部分的に走ることも可能です。ゆるやかな丘陵地帯を走るルートで、桜のシーズンには各所で桜が見られるのも魅力的です。GPXデータがダウンロードできるので、スマートフォンのナビアプリと連携させれば、道に迷う心配もありません。

初心者におすすめのポイントとして、無理のない距離設定十分な休憩が挙げられます。特に慣れないうちは、10km程度の短い距離から始め、徐々に距離を伸ばしていくのがよいでしょう。また、水分補給や日焼け対策も忘れずに行い、体調管理には十分気をつけましょう。小田原市内には「自転車の駅」と呼ばれるバイクラックのある施設が点在しているので、休憩ポイントとして活用すると良いでしょう。

小田原周辺のサイクリングコースで絶景が楽しめるスポットは?

小田原周辺のサイクリングコースには、息をのむような絶景が楽しめるスポットがたくさんあります。中でも最も人気が高いのは、石垣山一夜城歴史公園です。豊臣秀吉が小田原攻めの際に築いたとされるこの場所からは、小田原城や相模湾を一望することができます。サイクリングで汗を流した後の絶景は格別です。ただし、一夜城へ向かう道は登り坂が続くため、ある程度の体力が必要です。隣接する一夜城ヨロイヅカファームは、有名パティシエ鎧塚俊彦氏が手がける施設で、美しい景色を眺めながらスイーツを楽しむことができます。

海の絶景を楽しみたいなら、真鶴半島へのサイクリングがおすすめです。小田原から東に約15kmのこのエリアには、相模湾を一望できる絶景ポイントが点在しています。特に真鶴岬からの眺めは素晴らしく、「三ツ石」と呼ばれる岩礁が印象的です。また、お林展望公園も休憩に最適な絶景スポットです。真鶴半島内はアップダウンが多いため、中級者以上向けのコースとなりますが、その分、達成感も大きく、美しい景色を独り占めしたような気分になれます。

富士山の絶景を楽しみたいなら、酒匂川サイクリングコース沿いに複数のビューポイントがあります。特に晴れた日には、川沿いから雄大な富士山を望むことができ、季節によって表情が変わる富士山の姿を楽しめます。また、曽我梅林(梅まつり期間は特におすすめ)からも富士山と箱根連山、丹沢山塊の眺めが素晴らしく、関東三大梅林のひとつとして知られるこのスポットでは、約3万5千本の白梅と富士山のコントラストが絶景です。

上級者向けになりますが、箱根大観山へのヒルクライムも絶景が楽しめる人気ルートです。標高1,011mからは、芦ノ湖と富士山の絶景を一望できます。「足柄~箱根~真鶴ルートの下コース」として神奈川県西部サイクリングマップにも掲載されているこのコースは、足柄を抜けて箱根エリアに入ると一気に標高が上がり、ほとんど信号のない気持ちのいいルートで快走できます。大観山から真鶴までの下りの標高差は約1,000mもあるため、防寒着の準備とスピードの出し過ぎに注意が必要です。

季節によってオススメの絶景スポットも変わります。春は桜の名所として知られる小田原城址公園や、酒匂川沿いの桜並木が美しいです。夏は海岸線のコースがおすすめで、潮風を感じながら爽快なサイクリングが楽しめます。秋は丹沢湖方面へのサイクリングで紅葉を楽しむことができ、冬は晴れた日の富士山が最も美しく見えるシーズンです。

小田原サイクリングコースでのレンタサイクルやサポート施設はどこにある?

小田原でサイクリングを楽しむ際、自分の自転車を持っていない方や、輪行での持参が難しい方のために、いくつかのレンタサイクルサービスが利用可能です。最も便利なのは、HELLO CYCLINGのシェアサイクルサービスです。これは全国で利用できるシステムで、スマートフォンのアプリから予約やステーションの検索ができ、小田原市内の複数箇所でレンタル・返却が可能です。気軽に自転車を借りることができるため、観光客に特に人気があります。

小田原市観光協会が提供する**「ぐるりん小田原」レンタサイクル**も便利なサービスです。小田原駅周辺や曽我梅林(梅まつり期間のみ)などでレンタルすることができます。一般的な自転車だけでなく、電動アシスト自転車もあり、坂道の多い小田原周辺の観光に便利です。レンタル時間や料金については、公式サイトや観光案内所で最新情報を確認することをお勧めします。

また、小田原駅西口には、サイクルステーションが設置されています。輪行での訪問時に自転車の組立てや解体、整備などに利用できる便利な施設です。マイケル・ライスさんと愛あむさんのポスターが目印となっており、輪行でのサイクリングを快適にサポートしてくれます。

サイクリング中の休憩やサポートに利用できる施設として、かながわ西エリアの全域に**「自転車の駅」**が設置されています。これらの施設にはバイクラックが設置されており、安心して自転車を停めることができます。食事や休憩、時には小さな整備などにも利用できるため、サイクリング計画を立てる際には、これらの「自転車の駅」の位置を確認しておくと便利です。

万が一のパンクや故障に備えて、小田原市内には自転車店も複数あります。特に小田原駅周辺や国道沿いには、修理対応可能な店舗がいくつかありますので、事前に位置を確認しておくと安心です。修理やメンテナンスだけでなく、パーツの購入や相談にも対応してくれる店舗もあります。

サイクリングを安全に楽しむためのサポート情報として、神奈川県県西部サイクリングマップも非常に役立ちます。PDF形式でダウンロード可能なこのマップには、おすすめコースやスポット、休憩ポイントなどが詳細に記載されています。さらに、RidewithGPSからGPXデータもダウンロードできるため、スマートフォンのナビアプリと連携させれば、道に迷う心配もありません。

安全面でのサポートとして、小田原市酒匂川サイクリングコースでは、利用者へのマナー啓発も行われています。サイクリングのほか、ウォーキングやランニング等をされている方に注意して譲り合って利用することや、自転車は速度を落として通行することが呼びかけられています。また、車両(自動車・オートバイなど)の乗り入れは原則禁止されていますが、許可を受けた事業関係者の車両が通行する場合があるため、その点にも注意が必要です。

小田原発着のサイクリングコースでおすすめのグルメスポットは?

小田原は歴史ある城下町であると同時に、海の幸や山の幸に恵まれた食の宝庫でもあります。サイクリングの合間や終了後に立ち寄りたい、おすすめのグルメスポットをご紹介します。

まず外せないのが、小田原の名産品であるかまぼこです。特に鈴廣かまぼこの里は、お食事処やお買い物処のほか、職人の伝統の技見学、かまぼこ手づくり体験ができる人気スポットです。サイクリングの休憩に立ち寄れば、出来立ての美味しいかまぼこを味わうことができます。また、小田原駅周辺から風祭方面へ続く「かまぼこ通り」には老舗のかまぼこ店が軒を連ねており、試食をしながらお気に入りの一品を見つけるのも楽しいでしょう。

海の幸を求めるなら、**小田原漁港(早川漁港)周辺がおすすめです。特に「漁港の駅 TOTOCO小田原」**は、地元の海産物やお土産が揃う人気スポットで、海鮮丼や定食が絶品です。また、早川漁港周辺には「お食事処 大原」「わらべ」「さじるし食堂」などの飲食店があり、新鮮な地魚料理を味わうことができます。潮風を感じながらのサイクリングの後に、獲れたての海の幸を堪能するのは格別です。

さらに足を延ばして真鶴方面へサイクリングするなら、真鶴港周辺のグルメも見逃せません。「磯料理 魚伝」「うに清」などの店舗では、地元の新鮮な魚介類を使った料理が楽しめます。特に真鶴はウニやアワビなどの高級食材の産地としても知られており、普段なかなか味わえない贅沢な海鮮料理を楽しむことができます。

山側へのサイクリングなら、石垣山一夜城近くの**「一夜城ヨロイヅカファーム」**がおすすめです。有名パティシエ鎧塚俊彦氏が手がけるこの施設では、レストランやパティスリー、マルシェが楽しめます。地元の食材を使った料理や、美味しいスイーツが人気で、特にパンやケーキは絶品です。美しい景色を眺めながらのカフェタイムは、サイクリングの休憩に最適です。

酒匂川サイクリングコースを走るなら、開成水辺スポーツ公園近くにあるカフェやレストランも便利です。公園内や周辺には休憩しやすい施設があり、サイクリング中の小休止に立ち寄ることができます。

季節限定のグルメスポットとしては、曽我梅林周辺が挙げられます。梅まつり期間中(2月上旬~3月上旬頃)には、梅の産地ならではの梅を使った料理や梅干し、梅酒などを楽しむことができます。サイクリングの合間に、梅の香りに包まれながらの食事は格別です。

最後に、小田原駅に戻ってきた後のおすすめスポットとして、駅併設の商業施設**「ミナカ小田原」**があります。宿場町を模した店舗が連なっており、城下町さながらの雰囲気の中で様々な飲食店を楽しむことができます。地元の食材を使った料理や、人気のスイーツ店など選択肢も豊富です。

サイクリングを通じて小田原の魅力を肌で感じた後は、ぜひ地元の美味しいグルメでエネルギー補給をしてください。食を通して小田原の文化や歴史に触れることで、さらに深い旅の思い出となることでしょう。

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