旭川・旭山動物園周辺サイクリングコース完全ガイド!初心者向けルートからレンタサイクル情報まで

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旭川・旭山動物園周辺でのサイクリングは、北海道の美しい自然を満喫できる最高のアクティビティです。大雪山連峰を背景に、整備された河川敷のサイクリングロードを走りながら、車では味わえない爽快感と地域の魅力を発見できます。旭川は「川の街」として知られ、石狩川や忠別川、牛朱別川など複数の河川が流れており、これらの河川敷には初心者から上級者まで楽しめる多彩なサイクリングコースが整備されています。レンタサイクルも充実しているため、観光客でも手軽にサイクリングを楽しむことができ、特に旭山動物園への移動手段としても人気が高まっています。春から秋にかけてのサイクリングシーズンには、地元の隠れた名店を発見したり、美しい景観を楽しんだりと、徒歩や車では体験できない特別な旅の思い出を作ることができるでしょう。

目次

Q1. 旭川駅から旭山動物園まで自転車でどのくらいの時間がかかりますか?おすすめのルートも教えてください

旭川駅から旭山動物園までは片道約15kmで、クロスバイクなら約1時間、ママチャリでゆっくり走っても約1時間半でアクセスできます。最もおすすめなのは、整備された河川敷のサイクリングロードを利用する初心者・観光客向けのルートです。

おすすめルート:旭川駅裏→忠別川→常磐公園→牛朱別川→動物園通り

まず旭川駅裏口からスタートし、忠別川沿いのサイクリングロードに入ります。大きな橋の下をくぐりながら「亀吉の森」を通過し、約5km進むと旭川のシンボルである旭橋が見えてきます。ここまでクロスバイクなら15分程度です。常磐公園で一度休憩し、旭橋の下をくぐると牛朱別川沿いへの分岐があります。

牛朱別川沿いのサイクリングコースは最近整備されたばかりで、道幅が広く非常に走りやすいのが特徴です。案内板に従い平坦な道を進み、ヤマダ電機やケーズデンキ付近の橋を越えると「動物園まであと7.7km」の表示が現れます。最後は動物園通りに出てまっすぐ進むだけで、交通量が多い場合は歩道をゆっくり走行するのが安全です。

このルートの魅力は、ほぼ全区間が河川敷の専用道路のため車との接触リスクが少なく、大雪山連峰の美しい景色を眺めながら快適にサイクリングできることです。また、動物園通りには多彩な飲食店が立ち並んでおり、サイクリングならではの速度で気になるお店を発見して立ち寄ることも可能です。運動後のグルメは格別で、ラーメン店からイタリア料理、スリランカカレーまで幅広い選択肢があります。

Q2. 旭川でレンタサイクルを借りるにはどこに行けばよいですか?料金や種類についても知りたいです

旭川でのレンタサイクルは、JR旭川駅東コンコース内の「旭川観光物産情報センター」が最も便利でアクセス抜群です。駅に直結しているため、電車で到着してすぐに自転車をレンタルできます。もう一つの貸出場所は「5条通8丁目のサイクルショップ富士商会」です。

2025年の営業期間と時間

  • 期間:2025年4月29日(火・祝)~10月31日(金)
  • 受付時間:午前9時~午後5時(返却も午後5時まで)
  • プレオープン:4月20日~28日に一部貸出実施予定

自転車の種類と料金(税込・ヘルメット込み)

シティサイクル(カゴ付きママチャリタイプ)は初心者や女性におすすめで、2時間1,500円、8時間2,000円、24時間3,500円です。クロスバイクは軽量で走行性能が高く、2時間2,000円、8時間3,500円、24時間5,000円となっています。

坂道や長距離を快適に走りたい方には電動アシストシティサイクル(2時間2,500円、8時間5,000円)や電動アシストクロスバイク(2時間4,000円、8時間7,000円)がおすすめです。特に「おもてなし券・よくばりチケット」付帯のプレミアムサービスを利用すると、電動アシストシティサイクルの8時間プランが4,000円になる特典もあります。

ユニークな車種として、通常の2倍近く太いタイヤが特徴のファットバイク(2時間2,000円、8時間3,500円)は、砂利道や雪道でも安定して走行できます。子ども用自転車や、2人で楽しめるタンデム自転車(公道走行不可)も用意されています。

利用時の注意点

  • 本人確認書類(運転免許証、保険証、パスポートなど)の提示が必須
  • 手荷物1点まで無料預かりサービスあり
  • 2025年4月29日以降は一部車種で事前予約が可能(利用日の4日前正午まで)

Q3. 旭川・旭山動物園周辺で初心者でも楽しめるサイクリングコースはありますか?

初心者の方には、石狩川・牛朱別川沿いを走るファミリーコースが最適です。このコースは河川敷や堤防上を走行するため車の交通量が少なく、アップダウンもほとんどないため安心してサイクリングを楽しめます。

ファミリーコースの特徴

  • 所要時間:約3時間のサイクリング(観光時間含めて半日コース)
  • 巡るスポット:旭山動物園、常磐公園、川辺のアートやユニークな施設
  • 道路状況:ほぼ全区間が専用のサイクリングロードで安全

おすすめの初心者向けルート例
午前9時に旭川駅をスタートし、石狩川沿いを進んで旭橋を通過(9時21分)、さらに永山橋を経て旭山動物園に到着(10時29分)。動物園で3時間たっぷり楽しんだ後、牛朱別川左岸河川敷を通って常磐公園で休憩し、旭川駅に戻るという流れです。

上野ファームへのコースも初心者におすすめです。常磐公園からスタートする場合は13kmで、ママチャリでも約2時間程度。河川敷を利用してほぼ安全にアクセスでき、到着後は「ナヤカフェ」でカレーやソフトクリームを楽しみながら美しいガーデンを眺めることができます。途中、木陰道や田園風景が楽しめ、最後の砂利道もママチャリやクロスバイクなら問題なく走行可能です。

初心者向けの注意ポイント

  • シティサイクル電動アシストシティサイクルの選択がおすすめ
  • 河川敷ルートを中心に選び、一般道での走行を最小限に
  • 常磐公園亀吉の森など、適度な休憩スポットを活用
  • 動物園通りでは歩道を利用して安全走行を心がける

これらのコースは景色も美しく、初めての方でも北海道の大自然を満喫しながら安全にサイクリングを楽しむことができます。

Q4. 旭川周辺でサイクリングをする際の服装や安全対策で注意すべきポイントは何ですか?

旭川でのサイクリングでは、季節に応じた服装選びと熊対策を含む安全対策が重要です。北海道の気候と野生動物の存在を考慮した準備が必要になります。

季節別服装のポイント
基本的に年間を通してパンツスタイルと底が平らな靴を選ぶことが鉄則です。ヒールやスカートは転倒リスクが高く危険です。

4~5月はまだ肌寒い日があるため、脱ぎ着しやすい羽織物を用意しましょう。6~8月は30度を超える日もありますが、熱中症や紫外線対策として薄手のカーディガンがあると安心です。9~10月は冬の訪れを感じる時期なので、コートなどの本格的な防寒対策が必要になります。

安全対策の必須ポイント

ヘルメット着用は令和5年4月から年齢に関係なく努力義務となりました。レンタサイクルには必ずヘルメットが付属しているので必ず着用してください。

熊対策は北海道特有の重要な安全対策です。山間部や森林地帯では熊鈴の携帯が強く推奨されています。レンタサイクルでも熊鈴(300円)やベアスプレー(18歳以上限定、保証金10,000円、1日1,000円)を借りることができます。

交通ルールの遵守
自転車は「軽車両」として以下のルールを必ず守る必要があります:

  • 車道左側通行が原則(歩道は例外的な通行場所)
  • 夜間はライト点灯必須(無灯火は5万円以下の罰金)
  • 飲酒運転禁止(5年以下の懲役または100万円以下の罰金)
  • 並進禁止(他の自転車と並んで走行することは禁止)
  • 「ながら運転」禁止(携帯電話、音楽、傘さし運転など)

装備の点検
出発前にブレーキ、タイヤ、ライト、チェーンなどが正常に機能するか確認しましょう。整備不良車両の運転は5万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

緊急時の準備
携帯電話の充電を確保し、ルートを事前に確認して家族や友人に行き先を伝えておくことも大切です。特に山間部では電波が届かない場所もあるため、複数人での行動が安全です。

Q5. 旭川で開催されているサイクリングイベントがあれば参加してみたいのですが、どのようなものがありますか?

旭川では毎年複数の魅力的なサイクリングイベントが開催されており、初心者から上級者まで楽しめる多彩なプログラムが用意されています。2025年の主要イベントをご紹介します。

第3回100kmサイクリングin旭川(2025年7月27日開催)
最も規模の大きなイベントで、100kmコースと50kmコースの2種類から選択できます。午前9時に常盤公園からスタート(雨天決行)し、忠別川河川敷や石狩川河川敷を走行。100kmコースでは忠別ダムの上を走って湖を一周する絶景ルートが楽しめます。各コース150名の募集で、参加申込は6月30日まで。小中学生は50kmコースのみ参加可能で家族同伴が必要です。

第八回キトウシ国際サイクリング(2025年6月8日開催)
東川町キトウシの森を拠点とする人気イベントです。3つのコースが用意されており、Aコース63km(天人峡往復)、Bコース48km(忠別湖一周)、Cコース24km(東川町周遊)から体力や経験に応じて選択できます。参加料は中学生以上3,000円、小学生2,000円で、交流会のBBQも含まれています。申込締切は5月16日です。

北海道旭岳Cycling tour2025(2025年8月31日開催)
JR旭川駅発着で大雪山旭岳ロープウェイ山麓駅を目指す往復93kmの本格的なツアーです。忠別川沿いから始まり、忠別湖から先は約13kmのヒルクライム区間となる挑戦的なコース。サポートカー付きで荷物預かりサービスもあり、ロードバイクで100km走行経験のある方が対象です。参加費7,700円、レンタルロードバイクも利用可能(11,000円、限定6台)。

イベント参加のメリット
これらのイベントでは、普段は走れない特別なルートを安全に楽しめます。交通規制や安全サポートがあり、エイドステーションでの補給も用意されています。また、地元サイクリストとの交流や、北海道の雄大な自然を仲間と共に体験できる貴重な機会となります。

参加時の注意事項
すべてのイベントでヘルメット着用が必須です。整備された自転車で参加し、ベル、リフレクター、ライトを装備する必要があります。スピード競技ではないため、交通ルールを守り、左側1列走行で間隔を2m空けた安全なサイクリングを心がけることが大切です。

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