やまなしフルーツラインを走り石和温泉とワイナリーを巡る旅

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やまなしフルーツラインは、笛吹市から山梨市にかけて甲府盆地の北斜面を貫く、総距離約40キロメートルの広域農道サイクリングコースです。桃やぶどうの果樹園地帯を走り抜け、ゴール後は石和温泉の湯につかり、周辺のワイナリーで試飲を楽しむという流れが、この地域を訪れるサイクリストの定番になっています。道幅が広く信号も少ないため車の往来を気にせず走れ、山梨県が公式に案内するサイクリングコースの一つにも選ばれています。この記事では、コースの走り方から石和温泉の楽しみ方、笛吹市と甲州市に集まるワイナリー情報、季節ごとのイベントまで、実際に旅程を組む際に役立つ内容をまとめます。

目次

やまなしフルーツラインは笛吹川フルーツ公園を起点に約40キロ続く

コースの起点として定番なのが、笛吹市御坂町にある笛吹川フルーツ公園です。ここから甲府盆地の北側斜面を東西に走る形で山梨市方面へ抜けるルートが一般的で、総距離はおよそ40キロメートルになります。果樹園が広がる丘陵地帯を走るため上り下りが連続し、平坦な道ではありません。単調な直線基調のロードではなく、緩やかな上りと下りが繰り返される変化に富んだ道なので、走りごたえを求めるサイクリストからの評価が高いコースです。

笛吹川フルーツ公園からは富士山の姿を望むことができ、視界を遮るもののない開放的な景色が広がります。4月上旬から中旬にかけては、フルーツラインの眼下に一面の桃の花が咲き誇り、桃源郷と呼ぶにふさわしい景観になります。夏から秋にかけてはぶどう畑が青々と茂り、秋には収穫を控えた房が連なる様子を間近に眺めながら走れます。道沿いには観光農園も点在していて、季節に応じて桃狩りやぶどう狩りを楽しみながら休憩を挟めるのも、このコースならではの特徴です。

ルート設計は初心者向けの往復から峠越えまで選べる

走り方は体力や目的に応じて自由に組み立てられます。初心者や体力に自信のない人であれば、フルーツラインの一部区間のみを往復するショートルートが向いています。逆に本格的にヒルクライムを楽しみたい人であれば、フルーツラインから分岐する山道に入り、峠越えを組み込んだハードなルートも選べます。周回コースとして甲府盆地を一周する形にアレンジすることもでき、走行距離や体力に応じて柔軟に設計できる点も魅力のひとつです。

農道であるため、大型の農作業車両とすれ違う場面があること、収穫シーズンには観光客の車の交通量が増える時間帯があることには注意が必要です。早朝から午前中にかけて出発すると交通量も少なく、気温も涼しいため走りやすくなります。夏場は日差しを遮る場所が少ない区間もあるので、こまめな水分補給と日焼け対策も欠かせません。

石和温泉は1961年にぶどう畑から湧出したアルカリ性単純温泉

フルーツラインでのサイクリングを終えたあと、体を癒すのに向いているのが石和温泉です。石和温泉は山梨県笛吹市にあり、1961年にぶどう畑の中から突然大量の温泉が湧出したことをきっかけに開湯しました。開湯からわずかな期間で首都圏近郊有数の温泉地として発展した、比較的新しい歴史を持つ温泉地です。

泉質はアルカリ性単純温泉で、肌に優しく美人の湯とも呼ばれています。刺激が少ないため、小さな子どもから年配の人まで幅広い層が安心して入浴できます。第二平等川沿いには大小さまざまな旅館やホテル、日帰り入浴施設が並び、昔ながらの温泉街の風情を残しつつ飲食店や土産物店も充実しています。サイクリングで火照った体を良質な湯にゆっくりつけて癒すには、ちょうどよい立地です。周辺には日帰りで気軽に立ち寄れる入浴施設も多く、サイクリングウェアのまま立ち寄れる気軽さもあります。温泉街には無料の足湯も点在していて、時間がない場合でも短時間でリフレッシュできます。

ほったらかし温泉は標高700メートルから甲府盆地と富士山を一望

石和温泉から車で少し足を延ばした山梨市牧丘町には、絶景の露天温泉として知られるほったらかし温泉があります。標高約700メートルの高台に位置し、目の前には甲府盆地と富士山を一望する大パノラマが広がります。営業時間は日の出前から夜22時までで、最終受付は21時30分です。入浴料金は大人800円、子供(0歳から小学生まで)400円という設定になっています。

敷地内には「あっちの湯」「こっちの湯」という二つの露天風呂があり、後発の「あっちの湯」のほうが規模を大きく造られています。夜には甲府盆地の夜景と星空を同時に楽しめて、新日本三大夜景のひとつに数えられる甲府盆地の夜景を湯につかりながら眺められるのが、このお風呂の一番の売りです。フルーツラインのルートからも近く、サイクリングの締めくくりに立ち寄る人が多いスポットです。

笛吹川フルーツ公園は標高300メートルから南アルプスまで見渡す

フルーツラインのスタート地点として使われる笛吹川フルーツ公園は、標高300メートルから400メートルの高台に広がる果樹公園です。園内からは甲府盆地はもちろん、富士山、南アルプス、八ヶ岳まで見渡せて、日本の夜景百選にも選ばれています。営業時間はおおむね9時から17時30分までです。

園内にはガラスドーム型の温室「フルーツ・ミュージアム」や、宿泊もできる「フルーツパーク富士屋ホテル」、地元産のフルーツを使ったスイーツやジェラートを楽しめる売店が整備されていて、サイクリング前後の休憩拠点として使い勝手がよくなっています。園内の果樹そのものは観賞用で収穫体験の対象ではありませんが、隣接するエリアには桃狩りやぶどう狩りができる観光農園が点在しています。2026年度も例年どおり季節ごとの収穫体験スケジュールが案内されていて、6月中旬ごろから桃の収穫が始まり、夏はプラムやデラウェア、盛夏から初秋には巨峰や甲斐路といった大粒系のぶどう、9月中旬前後にはぶどうが最盛期を迎えます。初夏から秋にかけて長期間フルーツ狩りを楽しめる地域だといえます。

ワイナリーは笛吹市に約15軒、甲州市に約40軒が集積

山梨県は日本におけるワイン醸造発祥の地とされ、甲州市と笛吹市を中心に数多くのワイナリーが集まっています。山梨県ワイン酒造組合に所属するワイナリーだけでも、甲州市に約40軒、笛吹市に約15軒が名を連ねていて、その密度は全国でも際立っています。フルーツラインの周辺や石和温泉からアクセスがよいワイナリーも多く、サイクリングやドライブと組み合わせたワイナリー巡りが定番の楽しみ方になっています。

エリアワイナリー数の目安特徴
笛吹市約15軒ルミエールワイナリーなど老舗が点在
甲州市約40軒勝沼ワイン村やぶどうの丘に集積

ルミエールワイナリーは1885年創業、石蔵発酵槽の見学ツアーが定番

笛吹市を代表するワイナリーのひとつが、1885年創業という長い歴史を持つルミエールワイナリーです。所在地は笛吹市一宮町南野呂で、営業時間はおおむね9時30分から17時30分までとなっています。自社農園、醸造塔、そして国の登録有形文化財に指定されている石蔵発酵槽を巡るガイドツアーが人気で、見学のみのコース(所要約40分)と、試飲がセットになった約1時間のコースから選べます。歴史的建造物を眺めながら出来立てのワインを試飲できる体験は、ここでしか味わえません。

甲州市には、シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー、くらむぼんワイン、盛田甲州ワイナリー、ロリアンワイン白百合醸造など、個性豊かな造り手が集まっています。甲州市勝沼地区は勝沼ワイン村とも呼ばれ、個性的な8つのワイナリーが徒歩圏内に集まっています。エリア内のセレクトショップ「CELEBRIDGE」では、各ワイナリーのワインに合う特産品が販売されているほか、テイスティングも楽しめます。甲州市勝沼町の「ぶどうの丘」は、地下にワインカーヴを備えた観光施設で、甲州市推奨の130銘柄以上、総貯蔵数およそ2万本のワインを一堂に集めています。専用のカップとメダルを購入すれば好きな銘柄を好きなだけ試飲できて、山梨の多彩な日本ワインを一度に飲み比べられる貴重なスポットです。丘陵地にあるため、施設からの甲府盆地の眺めも良好です。

フルーツラインからワイナリー巡りへ足を延ばす場合、車での移動が基本になります。サイクリングと組み合わせる場合は試飲を控えるか、代行サービスを利用して安全に楽しむよう気をつけたいところです。ワイナリーの多くは見学だけであれば無料か低価格で楽しめるので、ぶどう畑の景観や醸造設備の見学だけでも旅の記憶に残ります。

甲州ワインは日本ワイン生産量の約3割を占める全国一の産地

山梨県は日本ワインの生産量のおよそ3割を占め、ワイナリー数・生産量ともに全国一のワイン産地になっています。甲州ぶどうの年間生産量は3293トンにのぼり、日本国内で造られる甲州ワインのおよそ96パーセントが、この山梨県産の甲州ぶどうから醸造されているというデータもあります。フルーツラインの周辺に広がるぶどう畑が、日本ワインを支える中心地のひとつになっているわけです。

この生産量の背景には、長い歴史があります。ワイン醸造に使われる甲州ぶどうは、原産地をコーカサス地方・カスピ海沿岸とする品種で、シルクロードを経て中国から仏教とともに日本へ伝わり、気候風土の合った山梨県勝沼の地に定着したと考えられているようです。江戸時代の1695年に刊行された「本朝食鑑」には、ぶどうの産地として「甲州を第一」と記す記述が残っていて、ぶどうは江戸期にはすでに山梨の特産品として全国に知られていました。味わいの面では、甲州ワインは辛口が主流で、フレッシュな酸味と柑橘系を思わせる香りが特徴とされています。和食との相性のよさから、国内外で評価が高まっているワインでもあります。

桃源郷の見頃は4月上旬から中旬、笛吹市一宮町に約20万本の桃

笛吹市一宮町エリアは桃源郷と呼ばれる地域の中でも特に桃の木の本数が多く、約440万平方メートルの敷地に約20万本もの桃の木が植えられているとされ、開花期には一帯がピンク色の花で埋め尽くされます。一宮町の展望台からは、遠くに富士山や南アルプスを望みながら桃源郷の花景色を一望でき、笛吹市屈指のビュースポットとして知られています。開花のピークはおおむね4月上旬から中旬にかけてで、隣接する御坂町エリアでは菜の花との共演を楽しめる散策コースも整備されています。

毎年開催される笛吹市桃源郷春まつりの期間中には、電動自転車を使ったサイクリングイベントも企画されています。2026年は4月1日から19日にかけて「桃源郷ルート34ライド&ウォーク」と題したイベントが開催され、一宮地区の観光農園で電動アシスト自転車を借り、桃の花の絶景スポットや飲食店、土産物店などを巡るという内容でした。フルーツラインを自力で走破するのとは違う形で桃源郷の景観を満喫できる企画で、体力に自信のない人や家族連れにも参加しやすいイベントとして人気を集めていました。桃の開花状況は年によって前後するため、訪問を計画する際は「ふえふき旬感ネット」などが発信する開花情報を事前に確認しておくと見頃を逃さずに済みます。

石和温泉花火大会は2026年8月22日、笛吹川河川敷で1万発

サイクリングやワイナリー巡りの時期を計画する際には、地域で開催されるイベントと絡めて訪れるのもひとつの手です。毎年夏に開催される笛吹市夏祭りは、笛吹川石和鵜飼と石和温泉花火大会という二つの行事から成り立っていて、2026年は7月20日から8月22日にかけて開催されました。クライマックスとなる第62回石和温泉花火大会は、2026年8月22日(土曜日)の19時30分から21時まで、笛吹市役所前の笛吹川河川敷を会場に1万発以上の花火が打ち上げられる、夏の一大イベントでした。ミュージックスターマインやレインボースターマインといった演出が特徴で、打ち上げ場所と観客席の距離が近いため、花火の下に入り込んだような迫力ある鑑賞体験ができたようです。有料観覧席は設けられておらず、協賛者席を除くエリアは基本的に無料で観覧できる点も、気軽に立ち寄れる旅にはうれしいポイントです。日中はフルーツラインを走り、ワイナリーやほったらかし温泉で汗を流し、夜は石和温泉街で花火を鑑賞するという一日の過ごし方も、夏場の旅程としては選択肢になります。

レンタサイクルは石和温泉駅前観光案内所で保証金1000円

フルーツラインを走ってみたいけれど自前の自転車を持っていない、あるいは輪行の手間をかけたくないという人には、石和温泉駅周辺のレンタサイクルサービスが役立ちます。石和温泉駅前観光案内所(営業時間9時から16時、年中無休)では、放置自転車として回収されたのち整備・修理された自転車を無料で貸し出しています。無料とはいえ、貸し出しの際には保証金として1000円を預ける必要があり、返却時に返金される仕組みです。貸し出される自転車はいずれも27インチのシティサイクルで電動アシストは付いておらず、日をまたいでの利用はできない点には注意してください。

本格的にフルーツラインの起伏を楽しみたい場合や、より快適に長距離を走りたい場合は、有料の電動アシスト自転車を扱う店舗を利用するのもひとつの方法です。3時間で1000円、以降は1時間ごとに500円が加算される料金体系で、坂道の多いフルーツライン周辺でも体力の消耗を抑えながら走れます。駅前で自転車を借り、石和温泉街を抜けてフルーツラインへ向かい、走り終えたらそのまま駅へ返却するという流れなら、手ぶらでもサイクリング旅を満喫できます。観光案内所によってはワインの試飲サービスを併設しているところもあり、レンタサイクルの受け取り・返却のついでに地元ワインを味わえる組み合わせも存在します。

石和温泉のご当地グルメはほうとうと鳥もつ煮

サイクリングと温泉、ワイナリー巡りに加えて、石和温泉ならではのご当地グルメを味わうのも旅の楽しみのひとつです。山梨県の郷土料理として知られる「ほうとう」は、幅広の平打ち麺をかぼちゃなど旬の野菜と一緒に味噌仕立ての汁で煮込んだ料理で、石和温泉街にも専門店が点在しています。地元では甲州ほうとうとして親しまれていて、体を芯から温めてくれるのでサイクリングで疲れた体にも合います。あわせて、鶏のもつを甘辛く煮た鳥もつ煮も甲府盆地一帯の名物として親しまれています。

石和温泉から少し足を延ばした富士吉田エリア発祥の吉田のうどんも、石和温泉街で味わえる一品です。日本でも屈指の太さと硬さを誇るコシの強いうどんで、馬肉やキャベツをトッピングするのが定番のスタイルになっています。体を動かした後の空腹を満たすのにちょうどいい食べごたえです。ワインの町らしく、地元産ワインを楽しめるレストランも充実していて、牛肉のステーキを目方売りにする老舗の洋食店や、生パスタを山梨ワインとともに味わえるカフェレストランなど、ワインとの相性を考えたメニューを提供する店が石和温泉街には点在しています。フルーツラインを走ってワイナリーで試飲を楽しんだあとは、こうした店で山梨ワインと郷土料理を組み合わせた夕食にするのもよい締めくくり方です。

金川の森は長さ4キロ、家族連れのサイクリングに向く公園

フルーツラインでの本格的なロングライドとは別に、家族連れで気軽に自転車を楽しみたい場合には、笛吹市一宮町にある山梨県森林公園金川の森も選択肢になります。金川の森は、笛吹川の支流である金川沿いに広がる、長さ約4キロメートル、面積約36万平方メートルの公園です。園内は「どんぐりの森」「スポーツの森」「こもれびの森」「さくらの森」「ふれあいの森」「かぶとむしの森」という6つのエリアに分かれていて、それぞれを結ぶ形で散策路やサイクリングロードが整備されています。

園内では2か所で自転車の貸し出しを行っていて、手ぶらで訪れても気軽にサイクリングを楽しめます。水遊び場やアスレチック遊具が揃う「どんぐりの森」、有料のターゲットバードゴルフが楽しめる「スポーツの森」、ドッグランを備えた「こもれびの森」、5サイトのバーベキュー場(有料)を備えたエリアなど、子供から大人まで一日中過ごせる設備が揃っています。フルーツラインで本格的に走る前後に、ウォーミングアップやクールダウンを兼ねて金川の森を軽く周回するのもよいですし、体力に自信のない家族連れなら、フルーツラインの代わりにこちらをメインの目的地に選ぶという手もあります。緑陰の多い遊歩道は夏場でも比較的過ごしやすく、フルーツラインの開放的な丘陵地帯とは違う雰囲気で楽しめる公園です。

アクセスはJR石和温泉駅から特急でおよそ90分

フルーツラインおよび石和温泉エリアへのアクセスは、公共交通機関であればJR中央本線石和温泉駅が最寄りになります。東京方面からは特急列車を利用すればおよそ90分程度で着き、日帰りサイクリングとしても計画しやすい距離です。駅前にはレンタサイクルを扱う店舗もあり、手ぶらでサイクリングを楽しみたい人にも対応しています。

車を利用する場合は、中央自動車道の一宮御坂インターチェンジ、あるいは中央自動車道・中部横断自動車道の甲府南インターチェンジが最寄りになります。フルーツラインへのアクセスもよく、笛吹川フルーツ公園には広い駐車場が整備されているので、車でサイクリング用の機材を運び、公園を拠点に走り出すというスタイルも一般的です。

朝一番に笛吹川フルーツ公園へ到着し、園内から富士山を眺めながらウォーミングアップをします。午前中はフルーツラインを走って桃畑やぶどう畑の景色を満喫し、途中の観光農園で小休止を取って季節のフルーツを味わいます。昼前後にほったらかし温泉近くまで到達したら、露天風呂で汗を流し、甲府盆地の眺望を楽しみながら休憩するとよいでしょう。午後は自転車を置いて、車やタクシーでルミエールワイナリーやぶどうの丘へ移動し、試飲やガイドツアーを楽しみます。夕方には石和温泉街に戻り、宿泊するなら温泉旅館でゆっくり湯につかり、地元産のフルーツやワインを使った夕食を味わってみてください。日帰りなら、足湯や日帰り入浴施設で軽く汗を流してから帰路につく組み方もできます。

フルーツラインでのサイクリング、石和温泉やほったらかし温泉での入浴、そしてワイナリー巡りという三つの要素を組み合わせれば、一日を通して山梨の魅力をひととおり体験できる旅程が組めます。桃源郷の花の時期や花火大会の日程を目当てに旅行を計画するのも、この地域ならではの楽しみ方です。次に山梨を訪れる際は、フルーツラインを走るところから旅を始めてみてはどうでしょうか。

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