2026年の新春初詣三浦半島・鎌倉ロングライドは、都心からアクセスしやすい神奈川県南東部を自転車で巡りながら、鶴岡八幡宮や海南神社などの由緒ある神社仏閣を参拝できるサイクリングコースです。三浦半島一周コース(通称ミウライチ)は約74キロメートルから80キロメートルの距離で、獲得標高は500メートルから1142メートル程度となっており、中級から上級者向けのルートとして人気を集めています。海岸線の美しい景色と歴史ある神社仏閣が点在するこのエリアでは、サイクリングの達成感と初詣の清々しさを同時に味わうことができます。
三浦半島は「自転車半島宣言」というキャッチフレーズを掲げ、サイクリング環境の整備に力を入れているエリアです。東京湾と相模湾に挟まれた変化に富んだ地形で、程よい高さで眺めのよい丘が連続するコースはサイクリストたちに人気があります。鎌倉は鎌倉幕府が置かれた歴史ある街で、三方を山に囲まれ南は海に面した独特の地形を持ち、多くの神社仏閣が残されています。この記事では、2026年の新春に向けた三浦半島・鎌倉初詣ロングライドのコース情報、初詣スポット、グルメ情報、交通規制、冬のサイクリング装備まで詳しく解説します。

三浦半島・鎌倉エリアの地理的特徴と魅力
三浦半島は神奈川県の南東部に位置し、「横須賀」「葉山」「鎌倉」「逗子」「三浦」の5つのエリアから構成されています。東側は東京湾に面し、穏やかな海と工業地帯が広がる一方、西側は相模湾に面して美しい夕日と富士山の眺望が楽しめます。南端には城ヶ島があり、太平洋を望むことができます。
三浦半島は古東海道の通り道でもあり、古代の幹線周辺には神奈川県最大級の古墳や三浦半島最古の神社などが点在しています。このエリアはパワースポットの宝庫として知られており、初詣ロングライドの目的地として最適な条件を備えています。
半島内にはトンネルがいくつも存在するため、昼間であっても前照灯・尾灯の装備が必要です。安全なサイクリングを楽しむためには、ライト類の準備を怠らないようにしましょう。
鎌倉エリアは関東有数の初詣スポットとして知られ、毎年およそ250万人が訪れると言われています。大晦日から元旦、そして1月3日までは鎌倉中心部で交通規制が実施され、自家用車が入れなくなります。自転車は交通規制の影響を受けにくいという利点がありますが、歩行者が非常に多くなるため、押し歩きが必要な場所も多くあります。
三浦半島一周コース(ミウライチ)の基本情報
サイクリストの間で「ミウライチ」と呼ばれる三浦半島一周コースは、ロングライドの定番として広く親しまれています。JR横須賀駅前のヴェルニー公園をスタート地点とし、半島を時計回りまたは反時計回りに一周するルートです。
コースの基本情報として、距離は約74キロメートルから80キロメートルでルートにより異なります。獲得標高は約500メートルから1142メートルで、これもルート選択によって変化します。難易度は中級から上級者向けとなっており、所要時間は5時間から8時間程度を見込む必要があります。
74キロメートルの基本コースを選択した場合、獲得標高は約500メートルで、普段自転車に乗らない人でもクロスバイクで普通に完走できるレベルとなっています。主な経由地は、横須賀(ヴェルニー公園)から観音崎灯台、浦賀、久里浜、三浦海岸、三崎港、城ヶ島、葉山、逗子を経由して鎌倉へ至るルートが一般的です。
初詣に適した鎌倉・三浦周回コースの詳細
初詣を目的としたロングライドでは、参拝したい神社仏閣を中心にルートを組み立てることが効果的です。以下に主要な初詣スポットを巡るモデルコースを紹介します。
コースA:鎌倉発着 三浦半島南部周回コースは、距離約60キロメートル、獲得標高約400メートルの中級者向けコースです。鎌倉駅をスタートし、逗子、葉山を経由して三浦半島西岸を南下します。三崎港で海南神社に参拝した後、三浦海岸側を北上して鎌倉に戻ります。鶴岡八幡宮への参拝は、スタート時またはゴール時に行います。
コースB:横須賀発着 初詣周回コースは、距離約45キロメートル、獲得標高約350メートルの初中級者向けコースです。JR横須賀駅をスタートし、大津諏訪神社、久里浜天神社を参拝後、三浦海岸を経由して海南神社へ向かいます。帰路は西岸経由で横須賀に戻ります。
コースC:江ノ島・鎌倉 初詣コースは、距離約39キロメートル、獲得標高約470メートルの中級者向けコースです。鎌倉山を経由して鶴岡八幡宮に向かい、帰りは国道134号線沿いに下りて海沿いを走行し、江ノ島から北上して戻ります。江ノ島では江島神社にも参拝できます。
JR東日本がおすすめする初心者向けコース
JR東日本が推奨する「駅からサイクリング」では、初心者でも気軽に楽しめる3つのコースが紹介されています。
藤沢から逗子コースは約20キロメートルで、穏やかな海風を感じて自然を満喫できます。江ノ島や富士山の美しい景色、自然豊かな海岸線を巡り、新江ノ島水族館や披露山公園などのスポットが含まれます。
逗子から葉山コースは約23キロメートルで、逗子と葉山・三浦半島の「食の魅力」やアートなスポット、相模湾沿いの絶景を楽しめます。立石公園や神奈川県立近代美術館葉山、森戸神社などが含まれます。
横須賀から久里浜コースは約20キロメートルで、東京湾を望み、異国情緒あふれる街を巡ります。記念艦「三笠」、よこすかポートマーケット、観音埼灯台、ペリー公園などが含まれます。
鎌倉エリアの主要初詣スポット
鎌倉には数多くの初詣スポットがありますが、特に人気の高い神社仏閣について詳しく紹介します。
鶴岡八幡宮は鎌倉の中心に位置し、初詣の参拝者数が全国でも5本の指に入る定番スポットです。元日の朝に神社や寺院にお参りに行く「初詣」という習わしは、鎌倉時代に源頼朝が鶴岡八幡宮ではじめたことで全国に広まり、日本人の伝統行事の一つになったと言われています。
年末年始の参拝時間について、12月31日から1月2日は24時間参拝可能です。アクセスはJR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より徒歩約10分となっています。
御判行事は1月1日から7日に行われ、鶴岡八幡宮の御神印を額に押し当てることによって学業成就、合格祈願、病気平癒、厄除け、無病息災を祈念します。除魔神事は1月5日に行われる予定で、古式に則り大的の裏側に「鬼」という字を封じ込め、矢で射抜く神事です。
境内の源氏池に浮かぶ島には旗上弁財天社が鎮座しています。蛇は弁財天の使いとされているため、2025年の巳年には特におすすめの参拝スポットでした。
長谷寺は江ノ電長谷エリアにおいて鎌倉の大仏と並ぶ有名な観光スポットです。シンボルとなっている本尊の十一面観世音菩薩(長谷観音)は鎌倉最大級の木造観音として知られています。
長谷寺では、弁財天が観音ミュージアム・弁天堂・弁天窟の3か所で祀られています。弁天堂には福徳弁才天が祀られており、弘法大師が立ち寄られたという岩窟「弁天窟」の壁面には、弁財天や十六童子などが彫られています。
大晦日は年越しに向け23時に再開門し、6000個の万灯ローソクを前に僧侶が集い読経祈願する万灯祈願会が行われます。長谷寺の見晴台は鎌倉屈指の初日の出スポットとしても知られています。
銭洗弁財天宇賀福神社は、源頼朝が夢でお告げを受けて創建し、北条時頼が銭を洗って一族繁栄を祈った神社です。境内の洞窟から湧き出る清水でお金を洗うとご利益があると言われている、鎌倉屈指の金運アップのパワースポットです。
銭洗弁財天の湧水で洗い清めたお金は、なるべく早く使った方がその後の金運アップの効果が高いと言われています。鎌倉駅からは徒歩30分ほどかかり、適切なバス便もないため、自転車でのアクセスが便利です。ただし、参道の階段があるため、自転車は入口付近に駐輪する必要があります。
三浦半島エリアの初詣スポット
三浦半島には歴史ある神社が点在しており、サイクリングの途中で立ち寄ることができます。
海南神社は三崎港近くに鎮座し、食の神様として藤原資盈を祀っています。三浦半島の総鎮守として創建され、源頼朝の崇敬も厚く、境内には源頼朝が手植えしたとされる樹齢800年の大銀杏があります。
初詣期間中は多くの参拝客でにぎわい、元旦には歳旦祭、1月9日に初神楽が斎行されます。最も人手を集めるのは、ユネスコの無形文化遺産に登録されている伝統行事「ちゃっきらこ奉納舞」で、毎年1月15日に開催されます。
久里浜天神社は横須賀市に位置し、学問の神様・菅原道真を祀っています。受験シーズンと重なることもあって、横須賀を代表する初詣の人気スポットの一つです。地元・久里浜にとどまらず、三浦半島全域から多くの参拝客が訪れます。授与される御守りなどの縁起物の種類が多いことも特徴です。アクセスは京急久里浜線「京急久里浜駅」より徒歩約7分、JR横須賀線「久里浜駅」より徒歩約10分です。
大津諏訪神社は横須賀市にあり、平安時代の824年(天長元年)に、信濃国・諏訪大社より分霊を勧請して創建されたと伝わる、三浦半島でも指折りの古社です。大津諏訪神社や、その前方にある県立横須賀大津高校のあたりは、かつては「蛇沼」という地名でした。蛇にまつわる場所や伝承があったことは間違いなく、2025年の巳年には参拝しておきたい神社の一つでした。
森戸大明神は葉山町の森戸海岸に鎮座し、源頼朝が三嶋明神の分霊を勧請した神社です。晴れた日には富士山がきれいに見え、パワースポットとして知られています。相模湾を望む絶景の中での参拝は格別です。
江ノ島の初詣スポット・江島神社
日本三大弁財天を奉る江島神社は、田寸津比賣命を祀る「辺津宮」、市寸島比賣命を祀る「中津宮」、多紀理比賣命を祀る「奥津宮」の三社からなる御社です。
江島神社には白蛇をお使いとする弁財天様が祀られており、岩屋には大蛇が鱗を残した三つ鱗伝説も伝えられています。蛇は脱皮を繰り返し成長することから、再生や復活のシンボルで、生命力、不老不死、無限、繁栄を象徴する動物とされています。
「江島弁財天」は商売繁盛や財宝を招き、芸道上達の功徳を持ち、良縁スポットとしても知られています。大晦日から元日にかけての終夜運転も予定されており、年越し参拝も可能です。
参拝のコツとして、江ノ島は日中とても賑わう観光地ですが、エネルギーを最大限に感じるためには朝9時から11時の時間帯がベストです。土日祝は混雑しているため、平日の午前中が最適です。
三浦半島の主要観光スポットとマイルストーン
サイクリングの途中で立ち寄りたい観光スポットを紹介します。
観音崎灯台は三浦半島の東端にある岬に位置し、フランス人技師のヴェルニーにより建設された日本最初の洋式灯台があります。2度の地震で崩壊したため現在は三代目となっています。観音崎は東京湾で一番狭い場所で、対岸の房総半島まではわずか6キロメートルほどしかありません。
城ヶ島は三浦半島の最南端にある島で、東側半分は公園として整備されています。半島と城ヶ島は城ヶ島大橋で結ばれており、大橋は船舶の航路を跨ぐため、見上げるほどに高い橋となっています。水仙の名所でもある県立城ヶ島公園や、島西部から海越しに眺める富士山など、城ヶ島の魅力を満喫できます。
三崎港はマグロで有名な港で、三浦半島サイクリングの定番立ち寄りスポットです。新鮮なマグロ料理を提供する店が多数あり、サイクリングの途中で食事休憩を取るのに最適です。
ヴェルニー公園はJR横須賀駅前に広がる公園で、フランス式庭園が美しい場所です。ここをスタート・ゴール地点とするサイクリストが多く、近くには記念艦「三笠」もあります。
三浦半島には「マイルストーン」という記念撮影用モニュメントが全8カ所設置されています。各設置場所の地域特性を活かしてデザインされたブロンズ像で、台座の上部にはQRコードが表示され、スマートフォンなどを利用して周辺の観光情報を閲覧できます。サイクリングの途中で各マイルストーンを巡り、写真を撮って回るのも楽しみ方の一つで、SNSに投稿して思い出を共有するサイクリストも多くいます。
三崎港のマグロ料理とおすすめ店
三崎港は全国有数のマグロの水揚げ港として知られ、新鮮なマグロ料理を楽しめる店が多数あります。
くろば亭はマグロの様々な部位を使った200種類のマグロ料理のレパートリーがあり、高い評価を受けているお店です。一番人気は名物の鮪カルビ焼きで、まるでお肉のような食感と味が楽しめると評判です。開店11時に店頭で行われるカブトの解体ショーもおすすめです。
鮮味楽は三崎港の老舗マグロ問屋が経営するマグロ料理のお店で、鮮度と質にこだわった天然マグロや旬の魚をいただけます。マグロの赤身や中トロにイクラやイカなども盛りつけた「海鮮丼」と、その日の仕入れによってネタが変わる「地魚・まぐろ丼」が特におすすめです。
まぐろ食堂 七兵衛丸は三崎港の創業80年を誇る老舗魚屋「魚音」の直営店で、天然マグロにこだわり、確かな目利きで選りすぐりのマグロを仕入れています。「贅沢本まぐろ丼」や数量限定の「中落ち丼」など丼メニューが豊富です。
鮨処 魚音は三崎漁港すぐの鮮魚店が営むお寿司屋さんで、新鮮なマグロや地魚をリーズナブルな値段でいただけます。赤身漬けやネギトロに加えて、卵や心臓、胃袋などの珍味も盛り合わさった「まぐろ三昧丼」が人気メニューです。
横須賀のご当地グルメ
横須賀には独自の食文化があり、サイクリングの休憩時に楽しめるグルメが揃っています。
海軍カレーは横須賀発祥のグルメで、明治時代に海軍で提供されていたカレーを再現したものです。市内の多くの飲食店で味わうことができます。
ネイビーバーガーはアメリカ海軍から伝わったハンバーガーを横須賀流にアレンジしたご当地グルメです。ボリューム満点で、サイクリング後の空腹を満たすのに最適です。
ポテチパンは横須賀のご当地B級グルメで、コッペパンにポテトチップスを挟んだユニークな一品です。地元のパン屋さんで購入できます。
半島西側の葉山や逗子には人気のカフェが多くあります。海を眺めながらゆったりとした時間を過ごせるお店が点在しており、サイクリングの休憩に最適です。のんびりとおしゃれなカフェをめぐる街乗りツーリングも、三浦半島サイクリングの楽しみ方の一つです。
レンタサイクルと輪行に関する情報
三浦半島には「みうらレンタサイクル」があり、WEB予約または当日受付で利用可能です。三崎口駅、三崎港、城ヶ島、三浦海岸駅といった拠点間を移動するのに最適な電動アシスト付き自転車を100台用意しています。4つあるポートのどこでも返却ができるため、片道サイクリングも可能です。全て電動アシスト付きなので、多少の坂でも気になりません。
横須賀や鎌倉にも複数のレンタサイクル店があり、ロードバイクやクロスバイクなど、本格的なスポーツ自転車を借りられる店もあります。自分の自転車を持っていない方でもロングライドを楽しむことができます。
自分の自転車を持参して電車で移動する「輪行」も、三浦半島サイクリングの定番スタイルです。三浦半島一周コースの東側にはJR線、京急線が走っており、輪行でのスタート・ゴール地点として以下の駅がおすすめです。
京急金沢八景駅は快特停車駅で駅前が広く、輪行準備がしやすい駅です。京急汐入駅・JR横須賀駅については、JR横須賀駅は駅前が空いており、輪行の準備に問題ありません。ヴェルニー公園がすぐ近くにあり、スタート地点として最適です。京急三崎口駅は駅前に余裕があり、時計回り・反時計回りどちらのコースでも下りからスタートできます。三崎港へのアクセスも良好です。JR逗子駅・京急逗子葉山駅は西側から反時計回りをするのに良い地点で、葉山方面へのアクセスに便利です。
三浦半島には「エイドステーション」が設置されており、空気入れ・パンク修理セットを無料でレンタルできます。コンビニ等との提携により三浦半島各所に設置されているので、パンクなどのトラブルが発生しても安心してサイクリングを楽しめます。また、各マイルストーンに隣接してサイクルステーション(自転車ラックや展望デッキ、あずまやなど)が設置されており、休憩や写真撮影のポイントとして活用できます。
みさきまぐろきっぷの活用方法
京急線の往復乗車券と京急バスフリー乗車券、さらに加盟店舗での食事や喫茶、お土産購入に使える「まぐろまんぷく券」「三浦・三崎おもひで券」がセットになったおトクなきっぷが「みさきまぐろきっぷ」です。
東京から電車で約1時間10分で三崎口駅に到着でき、日帰りで三崎観光とグルメを楽しむことができます。自転車を輪行して電車で移動し、三崎口駅からサイクリングをスタートするという使い方も可能です。
2026年の鎌倉初詣交通規制について
2025年12月31日23時から2026年1月3日17時にかけて、鎌倉駅を中心に大規模な交通規制が敷かれる予定です。
具体的な規制時間は、12月31日午後11時から1月1日午後5時まで、1月2日・3日の午前9時から午後5時までとなっています。
規制期間中は市内中心部に車の乗り入れができないほか、歩行者専用道路への自転車の乗り入れもできません。交通規制期間中は、鎌倉駅の路線バス・タクシー乗り場も変更になります。
初詣の交通規制は、バスやタクシーのほか「地域関係車両を除く」となっています。地域住民には「通行手形」が交付され、規制区域内に居住し車両の保管場所がある人などが対象となります。
自転車も混雑する場所では押し歩きが必要になる場合があります。特に鶴岡八幡宮周辺や小町通りは歩行者で非常に混雑するため、注意が必要です。初詣の際は、電車やバスなどの公共交通機関の利用が推奨されていますが、サイクリストは規制区域外からアプローチし、混雑を避けた時間帯に参拝するのがおすすめです。
冬のサイクリングに必要な装備と服装
三浦半島にはトンネルがいくつもあるため、昼間であっても前照灯・尾灯の装備が必須です。また、冬場の海沿いは風が強いことが多いため、防寒対策も重要です。ウインドブレーカーやネックウォーマー、防寒グローブなどを用意しましょう。
初詣の参拝時には、自転車用のシューズからウォーキングシューズに履き替えると便利です。クリートの付いたビンディングシューズでは、神社の石畳や階段で滑りやすく、歩きにくいためです。
冬のロードバイクでは、しっかりと万全の装備をすれば快適なライドが楽しめます。対策すべき一番の要因は冷たい風、つまり防風性を重視することが大切です。
レイヤリング(重ね着)が基本で、冬のロードバイクで最も重要なのは、寒さから身を守りつつ、走行中にかいた汗で体が冷えないようにすることです。「多層着(レイヤリング)」が基本で、3層のレイヤリングがおすすめです。上半身は3枚重ねが基本で、1枚目は汗を排出し、2枚目は保温し、3枚目は冷気をシャットアウトするという役割を持ちます。下半身は起毛素材のビブタイツ1枚で防寒できます。
インナー(ベースレイヤー)について、ヒートテックはロードバイクのように大量の汗をかくスポーツには不向きです。たくさんの汗を吸収し乾かすことはできないため、汗を吸って濡れたまま冷えてしまう結果となります。肌に直に接するベースレイヤには、汗を吸い外に排出する素材と造りが求められます。コストパフォーマンスに優れた「おたふく手袋」のインナーが人気です。
ミドルレイヤーは動きやすく保温性があるものを選びましょう。サイクルウェアだと長袖ジャージ、ロングタイツが基本です。対応温度によって、裏起毛タイプ、防風タイプのものがあります。
アウターレイヤーとして防風・防水性能を備えたジャケットを着用します。走行中の冷たい風や雨を防ぐことは非常に重要で、アウターは薄手で伸縮性のあるものを選ぶと快適に動けます。
末端の防寒対策として、冬場は指先が特に冷えやすく、ウインター用のサイクルグローブの使用が効果的です。防風・防寒機能がありながら、指の動きが自由にできる設計になっています。さらに、インナーグローブを着用することでより一層の保温効果を得ることができます。
足の防寒には、シューズカバーが効果的です。シューズカバーは防風・防寒素材でできていて、シューズを履いた上からかぶせて装着します。足の甲につま先用カイロを貼るのはローコストな手段で、オーバーシューズと組み合わせれば、熱が逃げずシューズの中が常にポカポカになります。
頭・耳・首の防寒には、ヘルメットの下に装着できる薄手のヘッドウェアがおすすめです。ネックウォーマーやバラクラバ(目出し帽)も有効です。
服選びのポイントとして、動きやすさも重要です。ロードバイクでは前傾姿勢を取ることが多いため、体にフィットしつつも伸縮性のある素材が適しています。また、冬場は日没が早く曇りの日も多いため、反射素材や明るい色の服を選ぶことで安全性が高まります。
コスパ重視のブランドとして、防寒性を重視するならば、ワークマンやユニクロのアイテムが役立ちます。一方で、モンベルのサイクルウェアは機能性を求める方におすすめです。
三浦半島の冬の気候と走行条件
三浦半島の冬は「寒く、風が強く、ほぼ晴れ」という特徴があります。年間を通して気温は4度から30度に変化し、1月の平均気温は5度から10度程度です。海沿いでは風速5メートルから10メートル程度の風が吹くこともあるため、防風対策は必須です。
ただし、晴れの日が多いのは三浦半島の冬の良い点です。天気が良ければ富士山の眺望も楽しめ、冬ならではのクリアな空気の中でのサイクリングは格別です。
駐輪と体調管理についての注意点
神社仏閣での参拝時には、指定の駐輪場所に自転車を停めましょう。境内への自転車の乗り入れは禁止されていることがほとんどです。盗難防止のため、必ずワイヤーロックなどで施錠してください。
体調管理について、冬の早朝は気温が低く、体が温まるまで時間がかかります。ウォーミングアップを十分に行い、最初はゆっくりペースで走り始めましょう。また、休憩時に体が冷えないよう、上着を羽織るなどの対策も大切です。
水分補給も忘れずに行いましょう。冬場は喉の渇きを感じにくいですが、運動中は汗をかいており、知らないうちに脱水症状になることがあります。こまめな水分補給を心がけましょう。
2026年の干支と初詣の関係
2026年は午年(うまどし)にあたります。午年は、行動力やエネルギー、成功を象徴する年とされています。新年のサイクリングで体を動かし、神社仏閣で健康と安全を祈願することで、一年のスタートを切るのにふさわしい過ごし方ができるでしょう。
なお、2025年は巳年(みどし)で、蛇は弁財天の使いとされているため、弁財天を祀る神社への参拝が特に人気でした。江島神社、銭洗弁財天、鶴岡八幡宮境内の旗上弁財天社など、鎌倉・三浦エリアには弁財天を祀るスポットが多くあります。
初心者から上級者まで楽しめるモデルプラン
初心者向け 鎌倉初詣ライド(約25キロメートル)は、鎌倉駅をスタートし、鶴岡八幡宮から北鎌倉、長谷(長谷寺・大仏)、稲村ヶ崎、七里ヶ浜、江ノ島(江島神社)を経由して鎌倉駅に戻るルートです。所要時間は参拝・休憩を含めて4時間から5時間程度で、初心者や、のんびり参拝を楽しみたい方におすすめのコースです。主要な初詣スポットを効率よく巡ることができます。
中級者向け 三浦半島周回ライド(約60キロメートル)は、三崎口駅をスタートし、三崎港(海南神社)、城ヶ島、三浦海岸、久里浜(久里浜天神社)、浦賀、観音崎、横須賀、逗子、鎌倉(鶴岡八幡宮)を巡るルートです。所要時間は参拝・休憩・食事を含めて6時間から8時間程度で、三浦半島の主要スポットと初詣を組み合わせた充実のコースです。三崎港でのマグロランチも楽しめます。
上級者向け ミウライチ+初詣(約80キロメートル以上)は、横須賀駅をスタートし、ヴェルニー公園、観音崎、浦賀、久里浜、三浦海岸、三崎港(海南神社)、城ヶ島、葉山(森戸神社)、逗子、鎌倉(鶴岡八幡宮)、江ノ島(江島神社)を巡るルートです。所要時間は参拝・休憩・食事を含めて8時間から10時間程度で、三浦半島一周と複数の初詣スポットを組み合わせた、走りごたえのあるコースです。体力に自信のある方向けです。
まとめ
三浦半島と鎌倉は、サイクリングと初詣を同時に楽しめる魅力的なエリアです。海沿いの美しい景色、歴史ある神社仏閣、新鮮な海の幸など、見どころが満載です。2026年の新春は、自転車で初詣に出かけてみませんか。寒い中を走る達成感と、神社仏閣での清々しい参拝、そして美味しいグルメが、きっと素晴らしい一年のスタートを演出してくれることでしょう。安全に気をつけて、素敵な初詣ロングライドをお楽しみください。









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