東京多摩2020レガシーロードは初心者も走りやすい!完全ガイド

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東京多摩2020レガシーロードは、初心者サイクリストにとって非常に走りやすいコースとして知られています。道路環境が整備されており、路肩が広く、適度なアップダウンがあることから、ロードバイクを始めたばかりの方でも安心してサイクリングを楽しむことができます。このコースは2021年に開催された東京オリンピックの自転車ロードレースで使用されたルートを基にしており、世界のトップ選手たちが走った道を一般のサイクリストも体験できる貴重なサイクリングルートとなっています。2024年10月には国土交通省のサイクルツーリズム推進モデルルート「GOOD CYCLE JAPAN」にも指定され、国内でも注目度の高いサイクリングコースとなりました。本記事では、東京多摩2020レガシーロードの特徴や初心者でも走りやすい理由、必要な装備、おすすめの休憩スポットなど、実際にサイクリングを楽しむための実用的な情報を詳しく解説していきます。

目次

東京多摩2020レガシーロードとは

東京多摩2020レガシーロードとは、東京オリンピックの自転車ロードレースで使用された東京都内の多摩地域区間を一般向けに整備したサイクリングコースです。調布市の武蔵野の森公園を起点として、町田市と相模原市の境界付近までの全長約38キロメートルに及ぶルートとなっています。

このコースは、八王子市、三鷹市、府中市、調布市、町田市、小金井市、多摩市、稲城市の8つの自治体が連携して整備・運営しています。オリンピックという世界的なイベントのレガシー(遺産)を活かしながら、地域の観光振興や健康増進に貢献するサイクリングインフラとして発展を続けています。

東京オリンピックとの関わり

東京2020オリンピックの自転車ロードレースは、東京都調布市の武蔵野の森公園をスタート会場とし、神奈川県、山梨県を経由して静岡県の富士スピードウェイでゴールする壮大なコースで開催されました。男子レースは総距離約244キロメートル、獲得標高約4865メートルという過酷なコース設定で、世界のトップ選手たちが富士山を望む日本の美しい風景の中で熱戦を繰り広げました。

このオリンピックコースのうち、東京都内の多摩地域を通過する区間が「東京多摩2020レガシーロード」として整備されました。ルートマーカーの設置やコースマップの作成など、さまざまな取り組みが行われており、一般のサイクリストも世界最高峰の選手たちが走った道を体験できるようになっています。

コースの概要と特徴

東京多摩2020レガシーロードは、八王子市の富士の森公園をスタートし、多摩市、町田市、稲城市、府中市、武蔵野市、小金井市を通過するルートとなっています。東京オリンピックのスタート地点だった調布市の武蔵野の森公園前・スタジアム通りがフィニッシュ地点です。

多摩市内のルートは都内最長の約11.8キロメートルにも及びます。聖ヶ丘の街中を駆け抜け、南多摩尾根幹線道路、上之根大通り、パルテノン多摩がある多摩中央公園通りを経て、多摩ニュータウン通りに入り、松が谷トンネルを抜けて八王子市に入るルートとなっています。

国土交通省のモデルルート指定

2024年10月、東京多摩2020レガシーロードは国土交通省が進めるサイクルツーリズム推進事業のモデルルート「GOOD CYCLE JAPAN」に指定されました。これにより、8つの関係自治体が一体となって、自転車を通じた地域間の交流や観光地域づくりをさらに推進していくことになりました。

モデルルート指定を受けて、各市のウェブサイトでの情報発信の強化やコースマップの作成、案内標識の設置など、サイクリストにとってより使いやすい環境整備が進められています。

尾根幹(南多摩尾根幹線道路)が初心者に走りやすい理由

尾根幹(南多摩尾根幹線道路)は、初心者サイクリストにとって非常に走りやすいコースです。道路環境が整備されており、路肩が広く、車幅も広いため車を気にせず安心して走ることができます。週末になると東京近郊在住のサイクリストたちが集まる「都内の自転車練習コース」として知られ、「ロードレーサーの聖地」とも呼ばれています。

尾根幹とは

尾根幹という名前は、多摩丘陵の尾根に沿って走る幹線道路であることに由来しています。東京都の調布市から町田市までを結ぶ約15キロメートルから16キロメートルの道路で、多摩ニュータウンを貫くコースとなっています。多くのローディー(ロードバイク愛好家)がトレーニングに訪れる人気のコースです。

道路環境の良さ

尾根幹が初心者におすすめできる最大の理由は、道路環境の良さにあります。道がきれいに整備されている上に路肩も広めで走りやすく、車幅が広いため車を気にせず安心して走ることができます。特にヒルクライムの区間に入ると自転車専用の広いレーンが現れ、上り坂でも安全に走行できます。

適度な難易度

尾根幹のヒルクライムは、坂の斜度が最大でも約7%ほどで、初心者の方でも難なく登れる坂となっています。最初の坂とバーミヤンを超えた坂、大妻女子あたりの坂が比較的長いですが、それ以外は短い坂のアップダウンが続きます。初心者にとっては「ちょっときついくらいで達成感もあって楽しい」と感じられるコースです。

信号が少なく適度なアップダウンがあることから、練習コースとしても最適です。アップダウンが連続する起伏に富んだコースレイアウトは、持久力とペース配分の練習に効果的です。都心から近いのに緑があふれているこのコースは、サイクリングとしても走っていてとても気持ちが良いコースです。

走行時の注意点

尾根幹を安全に楽しむためには、いくつかの点に注意が必要です。スタートから約2キロメートルは平坦な道になりますが、この区間は交通量がとても多く、道幅も狭いところが多いため注意して走りましょう。また、コース上には下りきった場所に交差点があったりと危険な場合もあります。信号をしっかり確認して車に注意することが大切です。

尾根幹は多くのサイクリストが利用するコースのため、実力のある方も走っています。定期的に後方を確認して、譲り合いをしながら気持ちよく走ることを心がけましょう。特に早朝は車もロードバイクも少ないのでおすすめの時間帯です。

初心者が準備すべき装備について

ロードバイクで東京多摩2020レガシーロードを走るためには、適切な装備を整えることが重要です。安全にサイクリングを楽しむために、最低限必要な装備とあると便利な装備について解説します。

必須となる4つの装備

ロードバイクを始める際に最低限必要な装備として、ペダル、ヘルメット、ライト、空気入れの4点があります。

ペダルについては、ロードバイクの完成車にはペダルが付属していないことがほとんどです。初心者には、まずは安いフラットペダルで始めてみて、慣れてきたらビンディングペダルへステップアップするのがおすすめです。

ヘルメットは非常に重要な装備です。自転車事故による死者の56%は頭部損傷によるもので、ヘルメットを着用しない人の死亡率は着用した人の約3倍になるというデータがあります。2023年4月からは着用努力義務が課されており、ロードバイクはスピードが出やすいため、必ず着用するようにしましょう。

ライトは前後に装着が必要です。フロントライト(前照灯)とリアライト(テールライト)をつけておけば、暗い場所や突然のトンネルでも安心です。自転車は車から見ると視認性が悪いため、昼間でもライトを点灯することが推奨されています。

空気入れも必須アイテムです。ロードバイクは空気圧の管理がとても大事で、空気圧メーター付きのフロアポンプを用意しましょう。ロードバイクのタイヤは仏式(フレンチタイプ)バルブを使用しており、ママチャリとは形状が異なるため、対応した空気入れが必要です。

サイクリングにあると便利な装備

サイクルグローブは、ハンドルを握った際の滑り止めや振動の吸収、転倒した際に手を守るなど重要な役割があります。

ボトルとボトルケージも重要です。ロードバイクによるサイクリングはとても汗をかくため、熱中症や脱水症状を防ぐために水分補給は必須です。専用のボトルとボトルケージを使えば、片手で走りながらの水分補給が可能になります。

ワイヤーロック(鍵)も携帯しましょう。ライド中にコンビニなどに立ち寄る際、ワイヤーロックを使って自転車を柵などに結びつけることで、盗難防止に役立ちます。

サングラスは紫外線から目を守るだけでなく、乾燥や飛び込んでくるホコリなどから目をガードしてくれるため、通年持っておくのがおすすめです。

パンク修理キットの準備

外出先でパンクした場合に対応できるよう、パンク修理キットは常備しておきましょう。基本的なキットの中身は、CO2ボンベ、パンク修理パッチ、タイヤレバー、携帯ポンプです。替えチューブも常備しておくと安心です。

携帯工具(マルチツール)も役立ちます。ロードバイクのパーツのほとんどは六角レンチ(アーレンキー)を使うボルトで取り付けられているため、ドライバーや六角レンチが一体になったマルチツールを備えておくといいでしょう。

スタート地点とアクセス方法

東京多摩2020レガシーロードには、サイクリストに人気のスタート地点がいくつかあります。特に矢野口ローソンと武蔵野の森公園が代表的なスポットです。

矢野口ローソン サイクリストの聖地

尾根幹サイクリングの定番スタート地点といえば、東京都稲城市の矢野口交差点にあるコンビニエンスストア「ローソン稲城鶴川街道店」です。通称「矢野口ローソン」と呼ばれ、休日ともなれば多くのサイクリストで賑わいます。

矢野口ローソンが人気の理由は、分かりやすい立地であること、コンビニでありながら駐車場が広いこと、そして南多摩尾根幹線と多摩サイクリングロードの入口に位置していることにあります。

場所はJR南武線「矢野口駅」南口から徒歩で南西方面へ約150メートルのところにあり、川崎街道と鶴川街道の交差する信号「矢野口」の南東角にあります。駐車場の入り口がとても広く、敷地も広いため自転車乗りが休憩や食事をとるのに最適な場所です。24時間営業なので、早朝スタートにも対応できます。

武蔵野の森公園

東京オリンピックのロードレースでスタート地点として使用された武蔵野の森公園も、レガシーロードサイクリングの重要な拠点です。武蔵野の森公園は調布市、府中市、三鷹市にまたがる都立公園で、公園の周囲には武蔵野の森が広がり、美しい景観が楽しめます。

園内の「ふるさとの丘」からは調布飛行場が一望でき、澄んだ空気の日には新宿副都心のビルを望むこともできます。スタジアム通りは道幅も広く路面も非常によく整備されており、走りやすいコースです。味の素スタジアムの近くを通過するため、運が良ければ隣接する調布飛行場から飛行機の離着陸を間近で見られるかもしれません。

調布市内ではシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」が利用でき、武蔵野の森公園にもステーション(最大駐輪可能台数9台)が設置されています。自転車を持っていない方でも気軽にサイクリングを楽しむことができます。

おすすめの休憩スポットとカフェ

東京多摩2020レガシーロード沿いには、サイクリストに人気の休憩スポットやカフェが充実しています。サイクリングの合間に立ち寄って、エネルギー補給やリフレッシュを楽しみましょう。

CROSS COFFEE(クロスコーヒー)

東京・矢野口にある「CROSS COFFEE」は、オーダーメイドのサイクルジャージを制作・販売するチャンピオン・システム・ジャパンが運営するカフェです。尾根幹のスタート地に位置し、週末ともなればたくさんのサイクリストが集結します。

矢野口駅から徒歩約3分、多摩川サイクリングロードと尾根幹道路の交わる矢野口交差点にあり、矢野口ローソンの向かいに位置しています。店舗前には21台分のバイクラックがあり、サイクリストを歓迎してくれる雰囲気が特徴です。

モーニングの定番である分厚いはちみつバタートーストが人気メニューで、サイクリング前のエネルギー補給に最適です。サイクリングウェアブランドが運営しているだけあって、サイクリストにとって居心地の良い空間となっています。

ZEBRA Coffee & Croissant 稲城中央公園店

尾根幹線沿いにあるZEBRA Coffee & Croissantは、クロワッサンが美味しいお店として知られています。パンや自家焙煎のコーヒーも楽しめ、テラス席も多くあるためサイクリストが集まる場所にもなっています。

「くじら橋」のそばにあり、道沿いにあるため帰り道にもすぐに立ち寄ることができます。お店の前には「尾根幹戦士 稲城ペダリオン」の像もあり、サイクリストにとってはフォトスポットとしても人気です。

稲城サイクルカフェ

稲城市の尾根幹に面した稲城中央公園内、くじら橋を望む一角にあるカフェです。クロワッサンサンドイッチやクロワッサンパニーニ、シナモンロールなどのパンも楽しめ、屋外デッキでゆったりとくつろぐことができます。

コンビニでの補給

コース上にはコンビニが複数あるため、補給に困ることはありません。特にスタート地点の矢野口ローソンをはじめ、各所にコンビニがあるため、ドリンクや補給食の購入に便利です。ローソン稲城鶴川街道店にはサイクルラックも設置されており、尾根幹を走るサイクリストにはおなじみのスポットとなっています。

初心者におすすめの距離と走り方

初心者サイクリストが東京多摩2020レガシーロードを楽しむためには、自分の体力に合った距離設定と走り方を意識することが大切です。無理のないペースで徐々に距離を伸ばしていくことで、サイクリングの楽しさを実感できます。

初心者の距離目安

ロードバイクを買ったばかりの初心者は、まず10キロメートルから30キロメートルを走ってみることが推奨されています。まずはロードバイクという乗り物に体を慣らしていくこと、ブレーキやギアチェンジを覚えていくことが大切です。10キロメートルから30キロメートルであれば、30分から2時間程度で走れます。

体力別の目安としては、普段ほとんど運動していない人がロードバイクに乗り始めた時は20キロメートルくらい走ればかなり疲れを感じるでしょう。まずは10キロメートルくらい(45分前後)を目処に走ってみることがおすすめです。普段ジムなどで体を動かす習慣があって体力に自信のある人は30キロメートルを目安にするとよいでしょう。

距離を伸ばすステップ

1日に20キロメートルから30キロメートルを週に2回から3回乗っていれば、1か月もする頃には100キロメートル走れるようになるとされています。ロードバイクに慣れてきたら、50キロメートル、80キロメートルと徐々に距離を伸ばしていくことで、行動範囲も広がり、目的地のお店や休憩場所を決めてより楽しくサイクリングができるようになります。

初心者が安全かつ楽しくチャレンジできる距離の限界ラインとして、1日におよそ60キロメートル前後を目安にすることがおすすめです。適切に休憩を挟み、水分やエネルギー補給をこまめに行えば、思っているよりも無理なく完走できます。

尾根幹での練習

尾根幹は距離にして往復約30キロメートルで、初心者にとってちょうどよい練習コースです。適度なアップダウンがあり信号が少なく、道幅が広いことから、多くのサイクリストの練習コースとなっています。

さらに相模原方面へ抜けることや、「小山田周回」と呼ばれるオプションコースも選ぶことができ、体力や経験に応じてコースをカスタマイズできます。「裏尾根幹」と呼ばれるコースもあり、ニュータウンの幹線道路から数十メートル裏に広がる里山風景を楽しむこともできます。

トレーニングのポイント

初心者向けトレーニングは楽過ぎず、苦しすぎない強度で行うと効率が良く継続しやすいです。「会話ができる強度」を長時間続けることによって心臓と肺を鍛えられます。

長距離を1日で走るより、毎日ある程度の距離を走るほうがトレーニング効果は高いです。例えば100キロメートルを1日で走るより、20キロメートルを5日間に分けて走るほうがおすすめです。

安全に走るためのルールとマナー

東京多摩2020レガシーロードを安全に楽しむためには、交通ルールの遵守とマナーを守ることが不可欠です。自転車は「軽車両」に分類されるため、自動車を運転するときと同様の注意が必要です。

基本的な交通ルール

ロードバイクを始める際にまず学ぶべきは「交通ルール」です。道路交通法上、自転車は「軽車両」に分類され、自動車を運転するときと同様、細心の注意を払って走行しなければなりません。

警察庁の「自転車安全利用五則」では、「車道が原則、左側を通行。歩道は例外、歩行者を優先」が定められています。歩道を通行する場合でも、車道に寄った側を走行し、かつ「徐行」しなければなりません。

安全装備の重要性

ヘルメットの着用は、2023年4月から「努力義務」となりました。ロードバイクは普通の自転車よりもスピードが出るため、ケガ防止のため必ず着用するようにしましょう。

夜間やトンネルなどの暗い場所を走行する場合にはライトの点灯が義務付けられています。前照灯と尾灯の両方が必要です。自転車は車から見るとかなり小さく視認性が悪いため、昼間でもライトを点灯することが推奨されています。

事故防止の心構え

特にロードバイク初心者が意識すべき事故防止のポイントとして、危険だと感じたらすぐにロードバイクから降りること、自分が制御できないスピードは出さないこと、乗車前にタイヤの空気圧やブレーキの点検を行うことなどがあります。

初めてロードバイクに乗る方は慣れるまでバランスを崩しやすいことを覚えておいてください。特に、細いタイヤによるバランスの取り方や、高速での走行に対する感覚の違いに戸惑うことがあります。安全な環境での練習や、経験豊富な方と一緒に走ることをおすすめします。

ロードバイクはスピードを追求するため、急なブレーキや急なハンドル操作は避けるべきです。特にカーブでの制御には注意が必要です。

車道走行時のマナー

車道走行時に守るべきマナーとして、スピードを出し過ぎないこと、他車と意思疎通を図ること、車間距離を空けること、追い抜く時に挨拶すること、車を先に行かせること、集団走行時は人数に注意することなどがあります。

周りに歩行者や自転車がいる場合は、スピードを出しすぎないようにしましょう。スピードの出し過ぎは周囲に恐怖感を与え、接触事故が起きた際に大事故となる可能性があります。

おすすめの季節と天候

東京多摩2020レガシーロードは、季節ごとに異なる魅力を楽しむことができます。特に春と秋は快適にサイクリングを楽しめるベストシーズンです。

ベストシーズンは春と秋

東京でのサイクリングは季節ごとに異なる魅力があります。春の4月から5月は最もおすすめの時期です。4月は春の陽気で気持ち良い気候の中、のんびりサイクリングロードを走りたくなる季節です。桜や菜の花など、さまざまな植物も美しく、目に楽しい季節でもあります。5月は気候も良くて、大型連休もあるので、日頃の週末サイクリングではできないようなロングライドや輪行などを試みたくなる季節です。

秋の9月から11月も快適にサイクリングを楽しめる季節です。紅葉の美しさを楽しみながら、涼しい気候の中でペダルを漕ぐことができます。

冬のサイクリングについても、東京近郊であれば走っているうちに体が温まるので、寒さもそれほど気にならないことが多いです。乗り始めの寒ささえ乗り切れれば、実は快適にサイクリングできる季節でもあります。澄んだ空気のなかで都市の景観を楽しむことができます。

夏は暑さと日差しへの対策が必要ですが、涼しい水辺のコースで爽快感を味わうこともできます。早朝の走行がおすすめです。

天候への注意

サイクリングは晴れた日がベストですが、春の天候はとても気まぐれなので、日程を決めたら当日の天気を確認しておきましょう。雨天の場合、濡れた路面が滑りやすくなっているので転倒に気を付ける必要があります。

季節に合わせた装備も重要です。冬は寒さ対策として、アームウォーマーやネックウォーマー、グローブなどを用意しましょう。夏は暑さや日焼け対策として、通気性の良いウェアやサングラス、日焼け止めなどが必要です。

多摩川サイクリングロードとの組み合わせ

東京多摩2020レガシーロードは、多摩川サイクリングロードと組み合わせることで、さらに充実したサイクリングを楽しむことができます。矢野口は両方のコースにアクセスできる絶好の立地にあります。

多摩川サイクリングロードの概要

尾根幹と合わせて楽しめるコースとして、多摩川サイクリングロード(たまリバー50キロ)があります。多摩川沿いに伸びる約53キロメートルのサイクリングコースで、荒川と並び関東で人気のコースです。

全長はおおよそ50キロメートルで、羽田から羽村までをつなぐ道となっています。全体的にきれいに舗装されており、自転車が走りやすい道が敷かれているため、サイクリングに慣れていない初心者の方にもおすすめです。車と並走するポイントは短めとなっているので、事故のリスクが少ない点も魅力です。

初心者におすすめのルート

初心者の方は、なるべく平坦で走りやすい道から始めるのがおすすめです。多摩川左岸の「たまリバー50キロ」、右岸の「かわさき多摩川ふれあいロード」をつないで走るコースはサイクリングロードが整備されているため初心者でも快適に走行できます。

初心者の方でも無理なく走れるモデルコースとして、二子玉川からゴール地点の是政橋区間までの片道約14キロメートルのコースがおすすめです。

尾根幹と多摩川サイクリングロードの組み合わせ

矢野口ローソンは多摩川サイクリングロードと尾根幹の両方にアクセスできる絶好の立地にあります。尾根幹を走った後に多摩川サイクリングロードを楽しむ、または逆のルートで走るなど、体力や時間に応じてコースを組み合わせることができます。

多摩川サイクリングロードの注意点として、これらの道は「サイクリングロード」として整備されているのではなく、あくまで「遊歩道」として整備されていることを忘れないでください。サイクリスト優先の道ではなく、歩行者優先を心掛けて走るようにしましょう。土日などの休日はジョギングやお散歩をしている人も多いため、注意が必要です。

関連イベント情報

東京多摩2020レガシーロードでは、オリンピックのレガシーを活かしたさまざまなサイクリングイベントが開催されています。初心者でも参加できるイベントもあり、サイクリングの楽しみを広げる機会となっています。

THE ROAD RACE TOKYO TAMA

東京2020大会の自転車ロードレースが多摩地域において開催されたことから、都内レガシーコースを活用した本格的なロードレース大会「THE ROAD RACE TOKYO」が開催されています。第1回大会は2023年12月3日に開催されました。

2025年には7月13日(日曜日)に第3回大会が開催されました。東京2020大会オリンピック自転車競技ロードレースで使用されたコースで自転車ロードレースが多摩地域で実施され、UCI公認国際自転車ロードレースとして行われました。

エリート男子は約133.8キロメートルのコース(東京2020大会の都内コースを活用した市街地でのワンウェイレース)で実施されました。東京近郊のサイクリストには馴染み深い尾根幹(南多摩尾根幹線道路)を走るほか、地域の主要道路を交通規制して開催されました。

コース体験ライド

THE ROAD RACE TOKYO TAMAの開催日には、レース終了後にコースの一部を走ることができる「コース体験ライド」も開催されています。普段は交通規制されていない道路を安全に走行できる貴重な機会です。

一般参加者も募り、e-Bikeを使ったサイクリングプログラムなど新しい試みも導入されています。初心者でも気軽に参加できるイベントとして人気を集めています。

GRAND CYCLE TOKYO

東京都が推進するサイクルイベント「GRAND CYCLE TOKYO」の一環として、レガシーコースを活用したさまざまな取り組みが行われています。レインボーライドなど、幅広い層が参加できるサイクリングイベントも開催されています。

まとめ

東京多摩2020レガシーロードは、オリンピックという世界的なイベントの遺産を活かした、初心者からベテランまで楽しめるサイクリングコースです。特に尾根幹(南多摩尾根幹線道路)は、道路環境が良く整備されており、適度なアップダウンがあることから、初心者の練習コースとして最適です。都心から近いながらも緑豊かな環境の中で、気持ちよくサイクリングを楽しむことができます。

初心者の方は、まず10キロメートルから30キロメートルの距離から始め、徐々に距離を伸ばしていくことをおすすめします。矢野口ローソンをスタート地点として、尾根幹の往復約30キロメートルのコースは、ちょうど良い練習量となります。

安全装備をしっかり整え、交通ルールとマナーを守りながら、東京オリンピックの舞台となった道を自分の足で走る感動を味わってみてはいかがでしょうか。春と秋のベストシーズンには、特に快適なサイクリングが楽しめます。

コース沿いにはCROSS COFFEEやZEBRA Coffeeなど、サイクリスト向けのカフェも充実しています。休憩を取りながら、のんびりとしたペースでサイクリングを楽しむのも良いでしょう。

東京多摩2020レガシーロードで、あなたもオリンピックのレガシーを体感するサイクリングに出かけてみませんか。

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