くじゅう花公園から走る大分の高原、68.1キロのサイクリングコース

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くじゅう花公園は、大分県竹田市の久住高原、標高850メートルにある花の公園です。ここを出発して同じ場所に戻る周回のサイクリングコースがあり、走行距離は68.1キロメートル、最大標高差は700メートルで、中級者から上級者向けです。花は春から秋まで咲き続け、営業は3月ごろから11月ごろまでです。

2026年9月21日の時点で、公園は営業シーズンの途中にあります。サルビアの見頃は9月下旬から10月下旬なので、ちょうどこれから本番を迎えます。公園の開園時間と入園料、周回コースの数字、やまなみハイウェイ、飯田高原と牧の戸峠、園内で休める場所、ペットと入園するときの条件まで、確認できた情報だけを順に書きます。

目次

くじゅう花公園は標高850メートルの高原にあり、周回コースの起点になります

大分県竹田市久住町のくじゅう花公園は、阿蘇くじゅう国立公園の中にあります。標高は850メートルで、くじゅう連山や阿蘇五岳を望む景色の中に、春から秋にかけて約500種類、500万本の花が咲きます。

自転車で訪ねる人にとって、この公園には出発点と到着点の両方を担える強みがあります。園内にはレストランやカフェがあるので、走り終えたあとにそのまま休めます。

開園時間は8時30分から17時30分、最終入園は17時です

開園は8時30分、閉園は17時30分です。入園できるのは17時までなので、周回コースの終盤で時間が押すと、走り終えても園内を見られない日が出ます。

開園から最終入園までは8時間30分、閉園までは9時間あります。この時間の中で、68.1キロメートルの周回と園内の見学をどう配分するかが、1日の計画の中心になります。花公園を最初に見てから走り出すのか、走り終えてから園内で休むのかは、その日の天気と体力で決められます。

営業は3月ごろから11月ごろまで、冬は休園します

シーズン中は3月ごろから11月ごろまで無休です。12月ごろから2月ごろは冬季休園に入ります。開園日と閉園日は年ごとに変わるため、出かける前に公式サイトで確認してください。冬に自転車で立ち寄る予定を組む場合は、この休園期間がそのまま制約になります。

入園料は大人1,300円、小人500円です

料金は次のとおりです。

区分大人(高校生以上)小人(5歳以上)
個人1,300円500円
団体(15名以上)800円300円

JAFナビには入園料の割引プランも載っています。JAF会員の人は、来園前に内容を見ておくと損をしません。料金は改定されることがあるので、最終的な金額は公式サイトで確かめてください。

ぐるっとくじゅうは68.1キロメートル、くじゅう連山を一周する中上級コースです

くじゅう花公園を起点にした周回コースは、ぐるっとくじゅうサイクリングルートという名前です。花公園を軸に走るなら、このコースがいちばん筋が通っています。出発も到着も花公園なので、園内で休憩や食事の計画を立てやすいからです。

項目内容
出発と到着くじゅう花公園
走行距離68.1キロメートル
最大標高差700メートル
難易度中級者から上級者向け
途中の立ち寄り先温泉施設、牧場、湧水など

大分県のサイトは、ぐるっとくじゅう周遊道路を、大分県と熊本県の県境に広がる飯田高原の南部に連なる1,700メートル級の山々、くじゅう連山を周遊するコースと説明しています。距離は約68キロメートルで、難易度は中上級です。四季折々に表情を変える高原の景色を見ながら走れます。

温泉と湧水、牧場のソフトクリームで補給できます

このコースの魅力は、途中に体を休める場所が用意されていることです。温泉や湧水で疲れた体と喉を潤せます。牧場では、新鮮で濃厚なソフトクリームを味わえます。68キロメートルを走る日に、補給を楽しみにできるのは大きな支えになります。

管理は竹田市と竹田土木事務所、レンタサイクルの窓口は竹田市観光ツーリズム協会です

このコースは、大分県の竹田市と竹田土木事務所が中心になって管理しています。サイクリングおおいたのレンタサイクルの取扱先には、竹田市観光ツーリズム協会が載っています。自分の自転車を持ち込めない人は、貸出の条件と料金を事前に問い合わせてください。

ナナセダムからくじゅう花公園を通るルートの案もあります

新しいコースとして、ナナセダムからくじゅう花公園を通るルートの案が挙がっています。周回とは別の入り口から花公園に寄れる選択肢が増えることになります。

やまなみハイウェイは全長約58キロメートル、大部分が標高600メートル以上です

やまなみハイウェイは、大分県と熊本県を結ぶ絶景の道で、日本の道100選に選ばれています。全長は約58キロメートルです。牧歌的な風景が続き、湧き水も温泉も豊富です。くじゅう連山を眺めながら走れるので、サイクリストに人気があります。

木陰が多く、標高が高いぶん涼しく走れます

やまなみハイウェイの大部分は標高600メートル以上にあります。木陰も多く、涼しくて走りやすいコースです。飯田高原の周辺は標高900メートルほどです。

大分市街地から久住高原まで60キロメートル、上りは1,483メートルです

コース例を並べると、難易度の幅がよくわかります。

コース例走行距離獲得標高
大分市街地から久住高原まで60キロメートル上り1,483メートル、下り539メートル
長距離コース100キロメートル超約2,500メートルの上り

大分市街地から久住高原までのコースは、60キロメートルで1,483メートル上ります。単純に割ると、1キロメートルあたり平均で約25メートル上る計算です。

100キロメートルを超えるコースは、約2,500メートル上ります。60キロメートルのコースと比べると、上りの合計は約1,000メートル多くなります。距離だけでコースを選ぶと上りの量を見誤るので、獲得標高も一緒に見てください。

58キロメートルと60キロメートルは、数える範囲が違います

道路の全長が約58キロメートル、コース例が60キロメートルと、2つの数字が並ぶので迷いがちです。60キロメートルのコースは、大分市街地から久住高原までを走る距離です。道路そのものの長さとは、始点と終点の取り方が違います。

やまなみハイウェイのコースより起伏が緩やかで、のんびり走れるコースもあります。難易度に応じて複数のコースから選べるので、脚力に合わせて決めて構いません。

サイクリングおおいたのロードマップには、高原を走る5コースが載っています

大分県内のコースは、サイクリングおおいたの「サイクルロードマップ」にまとまっています。高原に関わるコースは次の5つです。

コース名補足
やまなみハイウェイコース大分と熊本を結ぶ道を走る
やまなみアクセス(由布院接続)コース由布院側から接続する
やまなみアクセス(くじゅう高原接続)コース標高約900メートルの草原地帯を走る
阿蘇くじゅう国立公園コース国立公園内を走る
ぐるっとくじゅう周遊道路コースくじゅう連山を一周する

やまなみアクセス(くじゅう高原接続)コースは、標高約900メートルの草原地帯を走ります。涼しい気候の中で快適に走れるコースです。距離と獲得標高の数値は、サイクリングおおいたの各コースのページで確認してください。

飯田高原は初心者向け、牧の戸峠は標高1,330メートルのヒルクライムです

高原と言っても、走りやすさはエリアごとに違います。初めて久住高原の周辺を走る人は、飯田高原から入るのが無難です。

飯田高原とタデ原湿原は、ビギナーでも走りやすい里山の風景です

飯田高原は、くじゅう連山の北西部に広がる高原です。里山の風景が続き、初心者でも走りやすいコースが取れます。ラムサール条約で保護されているタデ原湿原の周辺には、ビジターセンターがあります。ここで補給を取れるので、水分や食料の計画が立てやすくなります。

牧の戸峠は標高1,330メートルで、ヒルクライムの目標になります

ヒルクライムに挑みたい人には、標高1,330メートルの牧の戸峠があります。くじゅう花公園の標高は850メートルなので、花公園から数えれば480メートルの差です。脚力に自信がある人は、花公園を出発点にして、この峠を目標に組み込む計画も立てられます。

竹田湧水群は、豊後竹田駅から4.9キロメートルの湧水地帯です

竹田湧水群は、日本百名水に選ばれた湧き水の地帯です。豊後竹田駅から4.9キロメートルの場所にあります。輪行で訪ねる人は、駅からの距離を基準にすると計画を立てやすくなります。

標高は600メートルから1,330メートルまで、花公園は中間に位置します

コース選びで見落としやすいのが標高です。これまでに出てきた数字を高さで並べると、次のようになります。

場所標高
やまなみハイウェイの大部分600メートル以上
くじゅう花公園850メートル
飯田高原の周辺約900メートル
やまなみアクセス(くじゅう高原接続)コースの草原地帯約900メートル
牧の戸峠1,330メートル

くじゅう花公園は、飯田高原の周辺より約50メートル低い位置にあります。牧の戸峠との差は480メートルです。周囲のくじゅう連山は1,700メートル級の山々で、花公園の標高850メートルのほぼ2倍にあたります。

やまなみハイウェイの大部分が標高600メートル以上にあり、涼しくて走りやすいコースなのは、この高さがあるからです。大分市街地から久住高原まで走るコースで上りが1,483メートルに達するのも、標高がここまで上がっていく道だからです。

花の見頃は春がネモフィラ、初夏がラベンダー、秋がサルビアです

くじゅう花公園の見頃は、季節ごとに主役が入れ替わります。

見頃
チューリップ4月下旬
ネモフィラ2026年は4月25日(土)から5月31日(日)
春彩の畑5月上旬から5月下旬
ラベンダー6月中旬から7月下旬
サルビア9月下旬から10月下旬

2026年9月21日の今、これから見頃を迎える花はサルビアです。9月下旬から10月下旬まで咲きます。

2026年のスプリングフラワーフェスタは4月18日から6月7日まで開かれました

2026年は、4月18日(土)から6月7日(日)まで「天空の春彩 スプリングフラワーフェスタ」が開かれました。開花期間は、チューリップが4月18日から4月26日、ネモフィラが4月25日から5月31日、リビングストンデージーが5月2日から6月7日でした。ローズガーデンの花も、春から初夏にかけて咲きました。

開花期間を日付で並べると、花の主役が入れ替わる順番が見えてきます。4月18日にチューリップから始まり、4月25日にネモフィラが加わりました。4月25日と26日の2日間は、チューリップとネモフィラが重なります。チューリップが終わったあとの5月2日にリビングストンデージーが咲き始め、5月31日にネモフィラが終わります。最後まで残ったリビングストンデージーが、フェスタ最終日の6月7日まで咲きました。ネモフィラの期間は37日間、フェスタ全体の期間は51日間です。

ネモフィラは8万株、160万本で、過去最大級の規模でした

2026年のネモフィラは8万株を植え、160万本になりました。総面積は8,000平方メートルで、過去最大級の規模でした。160万本を8,000平方メートルで割ると、1平方メートルあたり約200本が並ぶ計算になります。

花の開花は天候で前後します

開花は天候で前後します。出かける前に、公式サイトの開花情報のページで状況を確かめてください。夏のコスモスなど、ほかの季節のイベントについては、この記事では扱っていません。確認できた情報だけを載せているためです。

園内のレストランとカフェで、走り終えたあとに休めます

園内には、レストラン、ジェラート屋、雑貨屋、体験工房といったショップがあります。走行後の補給に使える場所が、園内だけで揃っています。

ラベンダーソフトとバラソフトが人気です

ラベンダーソフトが人気の軽食処があります。ローズガーデンを眺めながら過ごせるオープンカフェでは、バラソフトが人気です。ぐるっとくじゅうの途中で牧場のソフトクリームを味わうなら、園内では花のソフトクリームで違いを楽しめます。

ペットと入園できます。守る条件は4つあります

ペットと一緒に入園できます。条件は4つです。リードを必ず着けること、糞は持ち帰ること、オシッコには水をかけて流すこと、園内のショップには入店しないことです。自転車で来て、ペットと園内を歩く場合も、この条件は変わりません。

ゴールデンウィークは駐車場が混みます

訪問者の口コミには、ゴールデンウィークの混雑する時期に駐車場が混み合うという記載があります。ネモフィラの見頃と重なる時期は、早い時間に着くのが向いています。

久住高原には、花公園のほかに5つの寄り道先があります

久住高原には、くじゅう花公園のほかに、久住ワイナリー、ココペリ・ウエスタン・ライディング(乗馬)、久住高原菓房いずみや、ガンジー牧場、フラワーズヴァレーがあります。花公園を中心にした周回の途中で、どこに立ち寄れるかを事前に地図で確認しておくと、休憩の計画が立てやすくなります。営業時間などの詳細は、それぞれの公式情報で確認してください。

サイクリングのイベントとしては、Sparkle Oita Racing Teamが運営する「ASO KUJU RIDE」のサイトがあります。開催内容と日程は、そちらの公式サイトで確認してください。

花公園を組み込んだ走行計画は、17時の最終入園から逆算します

ここまでの数字をまとめると、計画の軸は4つに絞れます。

1つ目は、標高です。花公園は標高850メートルにあり、上りが大きいコースが多いので、体力と装備に合ったコースを選んでください。

2つ目は、営業期間です。3月ごろから11月ごろまでで、冬は休園します。

3つ目は、時刻です。入園は17時までなので、走行に時間がかかった日でも間に合うように、出発を早めに組みます。

4つ目は、花の時期です。ネモフィラは4月下旬から5月末、ラベンダーは6月中旬から7月下旬、サルビアは9月下旬から10月下旬が見頃です。

くじゅう花公園のサイクリングでよくある疑問

冬にくじゅう花公園へ自転車で行っても入園できますか

入園できません。12月ごろから2月ごろは冬季休園です。開園は3月ごろからなので、冬に立ち寄りたい場合は、春の開園を待つ計画になります。

初心者はどのコースから走ればいいですか

飯田高原から入るのが無難です。里山の風景が続き、初心者でも走りやすいエリアです。花公園を起点にしたぐるっとくじゅうは、68.1キロメートルで最大標高差が700メートルあり、中級者から上級者向けです。

入園料はいくらですか

大人(高校生以上)が1,300円、小人(5歳以上)が500円です。15名以上の団体は、大人800円、小人300円です。

今の時期に見られる花は何ですか

2026年9月21日の時点では、サルビアが9月下旬から10月下旬にかけて見頃を迎えます。ネモフィラは2026年は5月31日で終わり、ラベンダーの見頃は7月下旬までです。

ペットは連れて入れますか

入園できます。リードを着けること、糞を持ち帰ること、オシッコに水をかけて流すこと、ショップに入らないことが条件です。

やまなみハイウェイと周回コースは何が違いますか

やまなみハイウェイは大分県と熊本県を結ぶ全長約58キロメートルの道で、大部分が標高600メートル以上にあります。周回コースは、くじゅう花公園を出発して同じ場所に戻る68.1キロメートルで、くじゅう連山を一周します。

久住高原は涼しさと花の季節、両方を走って楽しめます

くじゅう花公園は、標高850メートルにある花の公園であり、68.1キロメートルの周回コースの出発点です。春はネモフィラ、初夏はラベンダー、秋はサルビアと、走る季節ごとに見頃の花が入れ替わります。

体力に自信がある人は、ぐるっとくじゅうか、やまなみハイウェイの長い上りに挑めます。初めての人は、飯田高原の里山の風景から始めるのが安心です。どのコースでも、17時の最終入園と、12月ごろから2月ごろの休園だけは、出発前に手帳へ書き込んでおいてください。

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