千歳市から恵庭市にかけての千歳川沿いで、名前と距離をはっきり確認できる自転車道は、支笏湖公園自転車道です。支笏湖畔のモラップと千歳市街の錦町を結ぶ全長26.5kmのサイクリングロードで、区間の大部分は北海道道872号にあたります。一方で「千歳川自転車道」という名前の独立した自転車道は、今回調べた範囲では公式情報が見つかりませんでした。
この記事は、2026年9月30日時点で調べられたことだけを書いています。分からなかったことは、分からないと書きました。千歳川沿いを自転車で走りたい方が、出発前にコースの名前、距離、寄り道できる場所を頭に入れられるようにまとめています。読み終えると、支笏湖公園自転車道の概要、札幌恵庭自転車道との違い、千歳から恵庭へ抜ける初心者向けの道、秋のサケの見どころ、休憩先の候補、レンタサイクルの注意点が分かります。

千歳川沿いで確認できたサイクリングロードは支笏湖公園自転車道の26.5km
支笏湖公園自転車道とは、支笏湖畔のモラップから千歳市街の錦町までをつなぐ、全長26.5kmのサイクリングロードのことです。千歳川沿いのコースを調べると、この自転車道の説明に行き着きます。
区間の大部分は、北海道道872号の支笏湖公園自転車道線という道道です。一部は道道16号と並んで走ります。そして、道路から独立している区間は、王子製紙が苫小牧工場の運営のために敷いた王子軽便鉄道の廃線跡をたどります。この鉄道は通称「山線」と呼ばれていました。
つまり、この道は「道路の脇に引かれた自転車レーン」だけでできているわけではありません。道道に沿った区間と、鉄道跡を使った区間が混ざっています。走る前にこの点を知っておくと、地図アプリの表示と実際の景色が食い違っても慌てずに済みます。
距離と両端の地点を押さえる
片道26.5kmを走る場合、往復では単純計算で53kmです。ただし、この数字は片道の全長から出した計算値で、実際の所要時間や標高差までは今回の調査で確認できていません。初めて走る方は、全線を往復する前提で計画を立てず、区間を切って走るほうが無難です。
両端の地点は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 支笏湖公園自転車道 |
| 全長 | 26.5km |
| 一方の端 | 支笏湖畔のモラップ |
| もう一方の端 | 千歳市街の錦町 |
| 道路上の位置づけ | 大部分が北海道道872号支笏湖公園自転車道線 |
| 並走する道 | 一部が道道16号と並走 |
| 独立区間 | 王子軽便鉄道(通称「山線」)の廃線跡 |
千歳川自転車道という名称は公式情報が見つからず、千歳川沿いと書くのが安全
ここは私の立場をはっきりさせておきます。「千歳川自転車道」を公式名称のように書くのは避けたほうがよいと考えます。検索で繰り返し出てきたのは、支笏湖公園自転車道と札幌恵庭自転車道の2つで、千歳川の名を冠した独立の自転車道は確認できませんでした。
ブログやSNSに書くときは、「千歳川沿いのサイクリングロード」「千歳川沿いを走るコース」と説明的に書き、正式名称を出すなら支笏湖公園自転車道と併記するのが確実です。
また、実際に走る前には、千歳市や北海道開発局の最新の案内で、コース名と通行できるかどうかを確かめてください。通行止めの有無や、季節ごとの路面の状況は、今回の調査では確認できていません。分からないものを「大丈夫です」と書くことは、私にはできません。
札幌恵庭自転車道は白石から北広島までの19.8kmで、恵庭側の接続は未確認
札幌恵庭自転車道は、鉄道の廃線跡地を利用した自転車歩行者専用道路で、白石区から北広島まで全長19.8kmと紹介されていました。恵庭という名前が付いていますが、今回の検索で確認できた区間は白石から北広島までです。
恵庭方面につながる部分の詳しい情報は、調べた範囲では見つかっていません。この道を「千歳川沿いを走れる道」として紹介するのは、根拠が足りないので控えます。
北広島市には、JR千歳線に沿って続くサイクリングロードとして「エルフィンロード」の名前も出てきました。恵庭市内にも「エルフィンロード自転車ステーション」があるという記述を確認しています。ただ、ルートの詳細まではつかめていないので、走る予定の方は最新の地図で確かめてください。
2つの自転車道の違いを一覧で見る
支笏湖公園自転車道と札幌恵庭自転車道は、別の道です。混同しないよう、確認できた項目だけを並べます。
| 項目 | 支笏湖公園自転車道 | 札幌恵庭自転車道 |
|---|---|---|
| 全長 | 26.5km | 19.8km |
| 区間 | モラップから千歳市街の錦町 | 白石区から北広島 |
| 成り立ち | 道道に沿った区間と、王子軽便鉄道の廃線跡 | 鉄道の廃線跡地を利用 |
| 千歳川との関係 | 千歳川沿いのコースとして調べると説明が見つかる | 今回の調査では確認できず |
千歳から恵庭へ走る初心者向けの道は、あやめ緑地から千歳霊園やすらぎの里まで
千歳から恵庭へ向かうサイクリングルートについては、個人のnote記事で紹介されていました。あやめ緑地から千歳霊園やすらぎの里へ抜ける道路が、自転車で走るのに向いていて、気軽に自然を味わえる初心者向けのコースだという内容です。
私が確認できたのは、この紹介の骨子までです。note記事の本文そのものは検索では読めなかったので、距離も所要時間も書けません。数字を書いてしまうと、実際に走った方との食い違いが出ます。具体的な数値が必要な方は、地図アプリで距離を測るか、実際に走ってから判断してください。
北海道開発局の資料では、千歳市と恵庭市は、石狩川水系の千歳川と、同じ水系の漁川に囲まれた農業地帯とされています。川と農地が広がる土地なので、景色の骨格は川沿いと畑です。勾配の有無までは確認できていません。
サケの遡上は9月から10月がピーク、インディアン水車は8月下旬から12月中旬
千歳川を自転車で走る楽しみの中心は、秋のサケです。千歳川はサケが遡上する川として知られ、秋になると、遡上するサケや、インディアン水車によるサケの捕獲の様子を見に人が訪れます。
インディアン水車は、例年8月下旬から12月中旬まで設置されます。サケの遡上のピークは9月から10月です。この記事の基準日である2026年9月30日は、ちょうどそのピーク期間にあたります。
サケのふるさと千歳水族館では、8月下旬から11月ごろなら、サケの遡上が見られることがあります。「見られることがある」という書き方は、遡上が年や天候で変わるからです。必ず見られる、とは言えません。
千歳橋からインディアン水車橋の区間には遊歩道と桜並木がある
千歳橋からインディアン水車橋までの区間には、川沿いに遊歩道と桜並木が整備されています。自転車を降りて、歩きながら川を眺めたいときに向く区間です。
2026年のインディアン水車まつりは9月26日と27日の予定だった
インディアン水車まつりは、2026年9月26日(土)と27日(日)に、道の駅サーモンパーク千歳で開催される予定と案内されていました。基準日の9月30日にはすでに過ぎています。カレンダーで確かめると、26日は土曜日、27日は日曜日です。
来年以降の日程は今回の調査では分かっていません。イベント目当てで自転車を組み込むなら、開催日は毎年、公式の案内で確認するのが確実です。
道の駅サーモンパーク千歳は休憩に向き、2024年度に約104万人が訪れた
道の駅サーモンパーク千歳は、千歳市と小樽市を結ぶ国道337号沿いにあり、清流千歳川に面しています。2005年(平成17年)に千歳川沿いにオープンし、2024年度(令和6年度)には約104万人が来場したと紹介されていました。
2015年8月8日にグランドオープンしてからは、地元野菜の直売店と、北海道で人気のレストランが入っています。隣接する「サケのふるさと千歳水族館」は、2015年7月25日にリニューアルオープンしました。
水族館には、淡水魚の水槽として国内最大級の巨大水槽と、四季折々に変わる千歳川の中を見られる水中観察室があります。自転車で走って疲れたときに、川の中をのぞける場所として悪くない立ち寄り先です。ただし、開館時間や料金は今回確認できていないので、当日の案内を見てください。
恵庭の立ち寄り先はガーデンシティらしく、花の拠点はなふると恵み野
恵庭市は「ガーデンシティ」として紹介され、花を軸にした観光が特徴です。休憩先を選ぶなら、この個性に合わせるのが自然です。
「花の拠点はなふる」は、ガーデンギャラリーを備えた都市公園です。めぐみ野中央公園にはアナベルロードがあります。恵み野は、ガーデニングの街として知られています。
また、恵庭を起点にすれば、支笏洞爺国立公園や恵庭渓谷の自然にも足を延ばせます。ただし、自転車で行ける距離かどうかは確認できていません。
レンタサイクルの情報は資料ごとに食い違い、千歳観光連盟への事前確認が前提
レンタサイクルは、資料によって書いてあることが違います。JR千歳駅に連接する千歳ステーションプラザ2階に、千歳観光連盟が運営する観光案内所があり、夏季にレンタサイクルを貸し出しているという記述がありました。
一方で、2023年の時点でレンタサイクル事業は行われていないという情報や、2024年に千歳観光案内所がJR千歳駅構内に開設されたという情報も出てきました。両方を並べても、今日借りられるのかどうかは決まりません。
この件について、私の結論は「今は借りられると断言できない」です。借りる予定の方は、千歳観光連盟に直接確認してください。料金も、今回の調査では分かりませんでした。
支笏湖周辺では、電動アシスト付きのE-バイクのレンタルサービスが、2026年の秋に提供されているという情報がありました。場所と料金の詳細は確認できていないため、利用するなら事業者の案内が前提です。
千歳川沿いのサイクリングについてよくある疑問
千歳川自転車道という道は実在するのか、と気になる方がいると思います。答えは、今回の調べでは「その名前の独立した自転車道は確認できなかった」です。千歳川沿いのコースとして調べると出てくるのは、支笏湖公園自転車道です。
初心者はどこを走ればよいか、という疑問には、千歳から恵庭へは、あやめ緑地から千歳霊園やすらぎの里へ抜ける道路が向いているという紹介があった、とお答えします。距離は不明なので、地図アプリで確かめてから出発してください。
サケはいつ見られるのか、という疑問には、遡上のピークが9月から10月で、インディアン水車は例年8月下旬から12月中旬まで設置される、と答えます。水族館でのサケの遡上は、8月下旬から11月ごろに見られることがあります。
全線を走ると何時間かかるのか、という疑問は、答えられません。所要時間の情報が見つからなかったからです。26.5kmという距離だけが確かな数字です。
出発前に道路管理者の最新情報を確認する
この記事で確かなことは、支笏湖公園自転車道が全長26.5kmでモラップと錦町を結ぶこと、札幌恵庭自転車道が白石から北広島までの19.8kmであること、秋のサケの遡上が9月から10月にピークを迎えることです。
逆に、通行止めの有無、季節ごとの路面、レンタサイクルの料金、所要時間は確認できていません。走る前に、道路管理者の最新の案内で確かめてください。
北海道の千歳市と恵庭市は、川と農地、そして秋のサケが揃う土地です。まずは道の駅サーモンパーク千歳を起点に、川沿いを短く走ってみる、というのが私のおすすめです。全線を走るのは、それからで十分です。








